お受験を経験するまで、私たちも「共働きは好まれないんじゃないか」という漠然としたイメージを持っていました。仕事中、ターミナル駅などでお受験ルックの親子を見る度に「やっぱり世界が違うのか」なんて感じたり。
ただ、今になって言えることは、当初の想定よりも共働きって多い!!ということ。
大手の教室では、どこでも土曜日開講のクラスが大人気だとか。聞くところによると、教室の3~4割以上、働いている母親がいるというデータもあるとか。(こちらは参観型のお教室なので、参観型でないところはもっと増えるかも)
私たちの通っていた教室では、(素人の肌感覚ですが…)平日の授業は専業主婦のご家庭がメーン、土曜日の授業は7割くらいがお仕事をされているご家庭なのかな~と感じました。
年長の最後の追い込みの時期などは、平日にもどんどん講習が入ってきたのですが、教室の近くのカフェなどでは、待ち時間に超速でパソコンをたたくお母さんたちもちらほら…。勝手に親近感を覚えていました(笑)
共働きのご家庭のパターンとして、
・祖父母の協力がある
・外回りの仕事があるなど、時間に融通が利きやすい(中抜けして送迎できるなど)
・ベビーシッターさんに「保育園迎え~教室送り」をお願いする(会社によっては、こうした需要から1回2千円前後で見てくれるところもありました)
の3つが多かったように思います。
また、お教室はもちろんのこと、小学校側も、学内に学童を整備してアピールするところも増えています。さとえ学園、淑徳小学校、東京農業大学稲花小学校、玉川学園…と、ココでは書ききれないくらいの学校が学童を併設しています(プレジデント社の「小学校受験大百科」では、実際の学校の特集記事と一覧も載っています)。新渡戸文化小学校などは、学童の充実ぶりをアピールすることで取材が多く入り、志願者が急増したこともあるとか。
学校によりけりですが、値段も月に数万円のところが多い印象(※私たちが見に行ったところのデータなので、平均ではありません!)だったので、こちらも私立を選ぶ魅力の一つかなと感じました。
(その反面、一部の小学校では「学童も含めた寄り道一切禁止!」などの注意事項があったりするので、説明会の資料なども読み込み、「共働きに対してどういうスタンスか」は見ておいたほうがいいかもしれません)
また、面接のある学校では、「お母様のお仕事について」の質問は絶対に聞かれました。そのときどう答えるか、どう心づもりしておくべきかは、今後試験編で書いていく予定です。
↓共働き編つづく
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