【知育幼児教室11社比較】幼児教室別の特徴・費用（月謝）比較とおすすめランキングまとめ

これまで、小学校受験向けの幼児教室の比較記事を難関校・エリア別・学校別にまとめてきましたが、今回は「知育」をメインとした幼児教室について小学校受験経験を経た保護者視点でまとめてみようと思います。

我が家の場合、子どもの知育や学習の定着・向上を目的としてお金をかけたものは、①ベネッセ社の『こどもちゃれんじ』と②小学校受験対策向けの『大手幼児教室』の通塾のみでした。（家庭学習のための読み聞かせ用の書籍や知育玩具などは除く）

実際に、幼児教室・学校の知人や職場の同僚と話をしてみると、各ご家庭で様々な知育教室に通われていた方が多いなと感じています。

上の子の通信教材選びやお受験教室選びの時には、少ない情報の中から、意思決定をしていたな～というのが正直な感想・・・。

下の子の教室選びや教材選びについては、性格も“全く”異なりますし、上の子どもとの時の反省点も踏まえて、改めてしっかり検討したいところです。

教室に通う前の現段階で、私たち夫婦の頭の整理のために・・・、そして我が家なりの知育幼児教室の切り口別の分析が何らか読者の方のお役に立てばという気持ちで記事を書いてみようと思います！

知育幼児教室11社の運営会社まとめ

小学校受験の幼児教室が個人教室を含めて無数にあることは、過去のお受験幼児教室マップの記事の通り・・・。（多いです笑）

今回は大手と考えられる教室11教室（運営会社9社）についてまとめています。

知育幼児教室11社と運営会社・本社所在地情報のまとめ

▼運営会社の事業規模の大きい順にソート（※会計年度がバラバラなのはご容赦ください）

まず、運営会社を大きく３つにカテゴライズしてみました↓

①出版社系列

各運営会社の株主を見ると、大手出版社の資本が運営会社に入っていることが分かります。０～１歳のこどもの心をつかむためには、キャラクターを含めたコンテンツを持っていることが教室の強みや差別化ポイントになりうるのだと感じます。また、学習教材自体を制作するにあたっても、出版社の系列であることで強みを発揮できるのかもしれません。

⇒裏を返せば、保護者が教室選びをするときには、自分の子どもが楽しめる教材かという点は一つの判断材料にもなりえそうです。

②幼児教育分野専業

いずれの運営会社も、未就学児向けの幼児教室以外にも、小学校入学以降の事業展開をしていますね。今回は、教室展開数の多い知育教室を中心に取り上げていることもあり、各社対象年齢幅広く事業展開していることが分かります。

⇒出版社系の『コンテンツ力』や『教材制作力』の分かりやすい特徴と比較してしまうと、各教室の特徴はHP上からだけだとそれぞれの違いが読み解きにくく、体験教室を踏まえた上で各社の違いを見ていきたいなと感じています。

③小・中学校受験塾系列

このカテゴリーは、運営会社の主力事業（㈱浜学園の「進学教室浜学園」、㈱理究の「理英会」）が圧倒的に規模が大きく、主力の運営教室への持ち上がりを意識した教室展開を狙っているように感じますね。

• 「はまキッズ・オルパスクラブ」小2までコースあり⇒「進学教室浜学園」（小1～小6）
• 「どんちゃか幼児教室」3歳までコースあり⇒「理英会・年少～年長コース」（3歳～6歳）

⇒幼稚園・小学校受験・中学校受験どのあたりを念頭に置いているのかで、保護者側の志向が分かれそうなので、入会前に各ご家庭の受験するタイミングについての教育方針がぼんやりとでもあると良いかもしれませんね。

知育幼児教室11社の対象年齢・展開エリア・展開場所の特徴

展開エリアについては、今回大手の知育幼児教室を対象としているので、全国展開や関東・関西の都市部で展開している教室が多いです。

教室が入っている施設や建物の特徴を見ると、前段でカテゴリー分けした出版社系列の幼児教室（「ドラキッズ」「講談社こども教室」「めばえ教室」）は、ショッピングモールや総合スーパー内での教室展開が目立ちます。利用者側の目線でも、教室通いとお買い物をワンストップで完結できるのはメリットと言えそうです。

また出版社系列の幼児教室の中でも、㈱小学館集英社プロダクションが運営する『ミキハウスの幼児教室』は、ほぼ百貨店内での教室展開となっていて、小学校受験向けのコース準備されている点が特徴的で、運営会社が共通の『ドラキッズ』とは異なる属性（幼稚園・小学校受験を意識している層や高所得層）の会員獲得を狙っていることが伺えます。

過去の記事で、小学校受験向けの幼児教室マップを作成した身からすると、百貨店内およびその近隣・または主要駅至近のオフィスビルにお受験向け教室も展開しているので、なるほどな～と感じました。

知育幼児教室11社の気になる費用（月謝）ランキング比較

▼入会初年度の年間費用をざっくり月割り換算し、費用が家計に優しい順にソート

※入会金無料・割引キャンペーン等を活用で費用は抑えられます。

※価格は変更となる可能性があります。

各幼児教室の入会の検討にあたっては、月々どれくらい費用がかかるのか？という部分はポイントになるのかなと思い、ざっくりですがシミュレーションをしてみましたのでご参照ください。

未就学児を対象とした教室の月謝も教室によって、かなり差がありますね。

月謝の妥当性は、家庭ごとの教室入会目的の達成度でしか測れないため、我が家でも入会の目的をある程度定めたうえで、教室体験申し込みをしようと思っています。

表をまとめながら気づいたのですが、出版社系列の教室は、入会時の教材費が各教室4万円ほどかかるのが特徴的だな～と思いました。

続いて、11教室のうち小学校受験向けのコースを設けている幼児教室が4教室あるので、そちらについても別途下記の費用比較表をご参照いただければと思います↓

知育幼児教室４社併設の『幼稚園受験・小学校受験コース』の費用比較一覧

小学校受験向けコースの月謝は、どの幼児教室も通常コースよりも高くなる傾向です。

「どんちゃか幼児教室」と「理英会」の違いはＨＰに分かりやすく掲載されていますよ

知育幼児教室選びにあたって押さえておきたいポイント

小学校受験の経験に照らして考えると、最終的に一番重視したいポイントは、先生との相性です。

お勉強よりの教室／遊びを中心に学びにつなげる教室／IQを高める教室／具体物をたくさん使う教室etcと各教室特徴は様々だと思うのですが、先生からこどもの特徴をとらえて声をかけていただけるか、親に対して適切なアドバイスをいただけるかという点が、子どもにとっても・保護者にとっても学習を進めるうえで重要だと感じています。

教室の規模（選びやすさ）、クラスの内容、教材の内容、月謝ももちろん大事！！なのですが、

教室（箱）と学習コンテンツ（中身）が充実していても、最終的にそれらの良さを親子に伝えてくれる存在（先生！）によって、入会後の満足度や納得感が全く変わってくるだろうと思っています。

そのあたりは、この記事に書いていますので気になる方はどうぞ（笑）↓

【小学校受験】お教室、「変えたい…」と思ったら

コロナウイルスの影響が広がり、首都圏を中心に不安定な状態が続きますね…。ついつい、先の見えない不安からイライラしてしまい、反省する毎日です。お教室も休校にする...

hajimeteojuken.com

2020.03.28

※今日時点では、まだまだ各教室の体験も終えられていないので、今後できるだけ客観的な視点で幼児教室の特徴が比較ができるように記事追記していけたらと思います！

▽今回まとめた知育幼児教室のリンク一覧▽