話題に出す?出さない?
我が子の通っている保育園では、まだお受験は多数派ではありませんでした。
当初、私たちが抱いていたように、「一部のセレブの話だ」とイメージされているかたも少なくないでしょう。
そのため、私たちも保育園で他のパパやママたちと小学校の話題になったときが一番気を遣いました。特にセレブでもなんでもなく、半ば無理して受験させるくらいですから…。
あまりその話題には触れたくないなぁなんて思っていても、クラスが上がるにつれ、自然と進学先の小学校や学童についての話題は盛んになってきます。
そんなとき、素直に「受験する~」と言っていいものか、それともある程度はカムフラージュするべきか…。
可能性として伝える
私たちの場合、その話題になって「どこの学校?」と質問が来たときは、
「学区は○○小学校だよ」
「でも、いま国立や私立の小学校も見てて、受験をするかも」
という方針のみを伝えていました。
やはり、試験は水物。なるべくなら秘密にしておきたかったなぁというのが本音です。
ヒヤヒヤしたこと
一番気を遣ったのが、中には「自分が昔小学校受験をしたけれど、あまりいい思い出がない」という親御さん、もしくは中学受験に対してもマイナスイメージを強く持つ方がいたことです。
その方にとっては、「小学校受験や幼い頃の受験=あまりよくないもの」としてインプットされてしまっているはずなので、なるべく波風立てたくないなぁなんて勝手に思っていたり…。
こちらの気にしすぎかもしれませんが、あくまで「まだ情報収集をしているところ」と伝えるようにしていました。
そんなとき、国立のお受験のシステムには救われることが多くありました。
「受けたいと思って準備はさせてるけど、そもそも受けられないかもしれない」
という言葉も何度使ったことか…。
中にはおおっぴらに受験することを伝えているご家庭もあったかもしれませんが、初めてのことばかりで手探りだった我が家には、このくらいの予防線は精神的にも必要でした。
また、こうしたやりとりをふまえて、子どもにどう伝えておくかも頭を悩ませたことの1つ。今後書き留めておきたいと思います。
↓つづく
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