保育園とお受験について④子どもに伝えていたこと

お受験

小学校が決まっていない…という不安

3~4歳くらいの時期は気にすることはあまりありませんでしたが、年長への進級が間近になってくるころから、子ども同士のなかで「小学校はどこなの?」という話題が増えてくるようでした。

当然、こうした話題になれば、「あれ…みんなは行く小学校が決まっているのに、自分はどこへ行くの…?」という不安を感じ始めます。

このときにどう声を掛けていいものやら…。

親の選択でお受験をさせている以上、こちらとしても悩んできた話題の一つです。

小学校はたくさんある!

我が家では、子どもに

「小学校って、こんなにたくさんあるんだよ!!」

ということを、お受験情報誌などを見せながら具体的に伝えるようにしていました。

同時に、学区内の公立小の行事や休み時間の様子なども見に行きました。

私立/国立/公立のどの小学校に対しても、「ここもいい学校」「これも素敵な学校」「ここはこんなところがいいね~」など、どの小学校に対してもプラスの印象を持ってもらえるように気を付けました。

そのうち、「こんなたくさんの学校のうち、どこに行くことになるんだろうなぁ…」と、この状況を楽しんで捉えてくれるようになったと思っています。

親として、私立は特別、公立は違う…という間違った考え方を与えたくなかったので、公立も私立も同じように素敵な小学校である、ということを伝えるために気を遣いました。

試験に疑問をもったら…

ただ、お受験をしないお友達が大多数の保育園に通っていた場合、「どうしてお教室で勉強をしなきゃいけないの?」という疑問も必ずわいてくるかと思います。

そのときは、「近くの小学校(公立)はそこで生まれた子どもの数だけ席があるんだけど、試験のある学校は、入りたい人がたくさん来たら、どうしても席の数だけ選ばなくっちゃいけないんだ」と説明していました。

合否、という観点よりも、「まず、学校の先生にはお兄さん/お姉さんとして頑張れる姿を見せに行こうね」と。

こうした説明がプレッシャーになりそうなお子さんがいたら、他の方法もたくさんあると思います。

お教室に通っていた仲間の中には、「くじ引きで入れる子が決まるんだよ」という話をされていたご家庭、「先生が○○(子どもの名前)に会いたいって、特別に待っていてくれるらしい。そこで、ちょっとお友達とクイズで遊ぶって」などと説明されていたご家庭、いろいろありました。

小学生には必ずなれる!

どんな説明が合うかは人それぞれかと思いますが、

必ず小学生にはなれる

「○○(子どもの名前)に合う小学校を、お父さんお母さんが一生懸命見つけるから、一緒に頑張ろう」

という方針は、常に伝えておいてあげるといいかなと感じました。

子どもによっては、試験への漠然とした不安が大きすぎて、入学への期待がなくなってしまう場合もあるかと思います。

せっかくいい環境を選びたい…と思って始めたお受験なので、我が家では「楽しい小学校が、こんなにたくさんのなかから選べる!」というイメージを、親子ともに忘れないように気を付けていました。

↓つづく

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