【2020年最新】小学校受験・首都圏私立小学校合格難易度ランキング~25校の幼児教室別合格実績・入試倍率から考察~(2019秋実施)

 最近書き上げた25校の首都圏私立小学校の幼児教室別の合格実績・入試倍率の記事をもとに、もう少し踏み込んだ考察ができないかと思い記事を書いてみることに。

 過去に単純な志願倍率を男女総合男子別女子別で、高倍率順に並べ替えただけの一覧は作成をしていたのですが、この一か月25校の私立小学校それぞれの倍率や試験日程、推定される辞退者の多寡を細かに見ていくと、やはり単純な志願倍率だけ計算ではそれぞれの小学校が”どれだけ狭き門であるのか”や、若干強引ではありますが”合格難易度”を推し量る指標としては、不十分だなと感じています。(まだまだ、すべての首都圏の私立小学校まで見切れていない状況ですが…)

本当に狭き門(≒難易度)を数値化して表す指標としては下記の算式になると考えます。

実質倍率受験者数(志願者数ー試験棄権者)÷補欠合格含む合格者数(入学者数+補欠合格者)

 どれだけ数値化したところで、我が家が感じている下記の記事のような実態も今回取り上げる25校においても大なり小なりあるだろうことを考えると、一般的な家庭(出身者・兄弟なしetc)で合格をつかむ難易度については測りようもない側面もあるとは思いますが、今後受験を考える方々がちょっと冷静に立ち止まって考えられるきっかけになればと思い記事を書き進めていきたいと思います。

実質倍率非公開の小学校が多い中で考えたこと

 実質倍率を公開している小学校は非常に限られています。学校別の記事でもそれぞれの学校で簡単に触れさせていただいた通り、今回まとめた25校のなかでは、辞退者含む合格者数も公開されているのは、早稲田実業学校初等部・洗足学園小学校・森村学園初等部の3校だと認識をしています。

最初に挙げた算式は、以下の通りです。

実質倍率受験者数(志願者数ー試験棄権者)÷補欠合格含む合格者数(入学者数+補欠合格者)

すべての学校の情報が出そろっていない以上、実質倍率の算出のしようがないため苦肉の策で考えたののが以下の算式です。

難易度指数志願倍率(志願者数÷募集人員)÷募集人員充足率(当ブログで独自に集計)

先に、この指数の弱点を先にお伝えしておくと、①志願倍率については試験棄権者の情報を加味できないこと、②募集人員充足率については、学校により幼児教室の掛け持ち実態の多寡が異なる可能性を排除できないこと・すべての合格者情報(大手だと伸芽会・その他非公開教室)を網羅していないこと③共学校については男女別の難しさを反映できないことの3点が挙げられます。

ただ、これまで学校別の記事を書いてきた中で、募集人員充足率については、各学校の合格後の辞退者の多寡について一定程度の傾向を示していると我が家では考えているため、「完全ではないものの、一定の参考指標にはなるという前提で、難易度指数順の表を作成しています。

最初に結論をお伝えすると、人気校も倍率に大きな差が出ていたように見えて様々な要因を除いていくとどの学校も近しい指数に収れんされていく傾向にあるということがポイントです。

【2020年最新】首都圏私立小学校25校難易度ランキング(2019秋実施)

表の作成にあたり、内部進学者を含んだ実績や受験者を延べ人数でカウントしたものについては、一般的な受験者側(附属幼稚園出身ではない等)からすると参考にならないため除いて考える形で集計を行っています。末尾の参考データ(元データ)も併せて記載しておきますので、気になる方はそちらもご参照ください。

※学校名をクリック(タップ)で個別記事へ

学校名志願者数(A)
倍率
募集人数教室公表
合格者数
(B)
募集人員
充足率
(A)/(B)
難易度
指数
1慶應義塾幼稚舎159011.214213796%11.7
2慶應義塾横浜初等部137412.7108148137%9.3
3早稲田実業学校初等部114310.6108184171%6.2
4雙葉小学校非公表8.0※40*62155%5.2
5桐朋学園小学校6028.472124173%4.9
6桐朋小学校(除く内部進学)362*8.046*76165%4.8
7青山学院初等部4885.588111126%4.4
8立教女学院小学校5677.972138191%4.1
9成蹊小学校7356.6112186166%4.0
10東京農業大学稲花小学校(実質)512*7.272135187%3.9
11田園調布雙葉小学校3134.865*81125%3.8
12学習院初等科非公表(6.9)80*149187%3.7
13成城学園初等学校2563.868*75110%3.5
14東洋英和女学院小学部3016.05087174%3.4
15日本女子大学附属豊明小学校2795.254*82152%3.4
16暁星小学校(除く内部進学)507*6.380*152190%3.3
17立教小学校4313.6120139116%3.1
18東京女学館小学校4385.580146183%3.0
19東京都市大学付属小学校4725.980157197%3.0
20白百合学園小学校非公表(4.0)60*83138%2.9
21聖心女子学院初等科4184.496160167%2.6
22洗足学園小学校59211.950*236472%2.5
23光塩女子学院初等科(除く内部進学)288*5.255*114207%2.5
24森村学園初等部3754.486193225%2.0
25横浜雙葉小学校3354.280*193241%1.7
*=約人数、()=「プレジデントムック日本一わかりやすい小学校受験大百科2021」より引用、※過去データより約8倍と仮定

最初に、この指数の弱点を3つお伝えしていますが、そのほか考慮しておかなければいけない要素として、試験日程の重なり具合という視点も重要です。

上記は、昨年の試験で11月1日に受験者全員が招集されたと思われる私立小学校に赤マーカーを入れています。また、11月上旬(1日~5日)に1校で2日程以上考査が実施される学校を黄マーカーを入れています。(2020年秋実施のスケジュールは各小学校のHPと配布実施要項をチェック!)

マーカーを入れた小学校については、私立小学校の受験を志向する家庭の母集団が限られた日程で分散するため、志願者数を押し下げる傾向が想定され、難易度指数がやや辛口評価になってしまっている可能性があります。そのあたりも考慮していただきながらご参考程度に見ていただければと思います。

 まず、最初にお伝えしたいことは今回取り上げた人気校(取り上げきれていない学校も含めて)は、日程の重なり具合なども考慮にいれていくと総じて近しい難易度になっていくだろうということです。(さすがに慶應2校は頭一つ抜けているなという印象はありますが笑)

学校別記事の書き始めの時点で、実質倍率が約3倍以上であろうと推測される学校を前提に記事を書きはじめているので当然ではありますが、合格をいただけたら「運も含めたご縁があった」「親子ともに準備を頑張った」と胸を張って言える小学校ばかりだと思います。

 親として一番気を付けたい点としては、難関校やブランド校という部分に目移りしまい、本来の家庭の教育方針やこどもに学校があっているのかという視点が疎かになってしまい、志願校選びがブレてしまうことではないかと感じています。(我が家の反省点も込みで書いています)

 倍率だけを見てしまうと、数値的な大きな差があるようにも感じてしまいがちですが、注意深く数字を見ていき、様々な要因を除いていくと、どの学校も同程度に狭き門となっているように見えます。なおかつ、御覧いただいている25校の学校の特徴も見事にバラバラ。どれだけ準備をしてきたご家庭でもこの表のとおりに合格をいただけたご家庭は少ないのではないかと思います。

受験したすべての学校から合格をもらうことが目的ではないと思うので、志願校・受験校を親がしっかりと見極めてご縁をいただける可能性を高めることが重要だと振り返って思います。(何度も言いますが我が家の反省点込みで笑)

共学校と男子校

男児のお子様のご家庭向けに表を編集↓

男子向けだとかなりシンプルになりますね。

※学校名をクリック(タップ)で個別記事へ

学校名志願者数(A)
倍率
募集人数教室公表
合格者数
(B)
募集人員
充足率
(A)/(B)
難易度
指数
1慶應義塾幼稚舎159011.214213796%11.7
2慶應義塾横浜初等部137412.7108148137%9.3
3早稲田実業学校初等部114310.6108184171%6.2
4桐朋学園小学校6028.472124173%4.9
5桐朋小学校(除く内部進学)362*8.046*76165%4.8
6青山学院初等部4885.588111126%4.4
7成蹊小学校7356.6112186166%4.0
8東京農業大学稲花小学校(実質)512*7.272135187%3.9
9学習院初等科非公表(6.9)80*149187%3.7
10成城学園初等学校2563.868*75110%3.5
11暁星小学校(除く内部進学)507*6.380*152190%3.3
12立教小学校4313.6120139116%3.1
13東京都市大学付属小学校4725.980157197%3.0
14洗足学園小学校59211.950*236472%2.5
15森村学園初等部3754.486193225%2.0
*=約人数、()=「プレジデントムック日本一わかりやすい小学校受験大百科2021」より引用、※過去データより約8倍と仮定

共学校と女子校

女児のお子様のご家庭向けに表を編集↓

※学校名をクリック(タップ)で個別記事へ

学校名志願者数(A)
倍率
募集人数教室公表
合格者数
(B)
募集人員
充足率
(A)/(B)
難易度
指数
1慶應義塾幼稚舎159011.214213796%11.7
2慶應義塾横浜初等部137412.7108148137%9.3
3早稲田実業学校初等部114310.6108184171%6.2
4雙葉小学校非公表8.0※40*62155%5.2
5桐朋学園小学校6028.472124173%4.9
6桐朋小学校(除く内部進学)362*8.046*76165%4.8
7青山学院初等部4885.588111126%4.4
8立教女学院小学校5677.972138191%4.1
9成蹊小学校7356.6112186166%4.0
10東京農業大学稲花小学校(実質)512*7.272135187%3.9
11田園調布雙葉小学校3134.865*81125%3.8
12学習院初等科非公表(6.9)80*149187%3.7
13成城学園初等学校2563.868*75110%3.5
14東洋英和女学院小学部3016.05087174%3.4
15日本女子大学附属豊明小学校2795.254*82152%3.4
16東京女学館小学校4385.580146183%3.0
17東京都市大学付属小学校4725.980157197%3.0
18白百合学園小学校非公表(4.0)60*83138%2.9
19聖心女子学院初等科4184.496160167%2.6
20洗足学園小学校59211.950*236472%2.5
21光塩女子学院初等科(除く内部進学)288*5.255*114207%2.5
22森村学園初等部3754.486193225%2.0
23横浜雙葉小学校3354.280*193241%1.7
*=約人数、()=「プレジデントムック日本一わかりやすい小学校受験大百科2021」より引用、※過去データより約8倍と仮定

参考データ(元データ)※志願者数の多い順

学校名志願者数(A)
倍率
募集人数教室公表
合格者数
(B)
募集人員
充足率
(A)/(B)
難易度
指数
慶應義塾幼稚舎159011.214213796%11.7
慶應義塾横浜初等部137412.7108148137%9.3
早稲田実業学校初等部114310.6108184171%6.2
東京農業大学稲花小学校(延べ)92512.872135187%6.8
成蹊小学校7356.6112186166%4.0
桐朋学園小学校6028.472124173%4.9
洗足学園小学校59211.950*236472%2.5
立教女学院小学校5677.972138191%4.1
暁星小学校5474.6120152127%3.6
東京農業大学稲花小学校(実質)512*7.272135187%3.9
暁星小学校(除く内部進学)507*6.380*152190%3.3
青山学院初等部4885.588111126%4.4
東京都市大学付属小学校4725.980157197%3.0
東京女学館小学校4385.580146183%3.0
立教小学校4313.6120139116%3.1
聖心女子学院初等科4184.496160167%2.6
桐朋小学校3885.47276106%5.1
森村学園初等部3754.486193225%2.0
桐朋小学校(除く内部進学)362*8.046*76165%4.8
横浜雙葉小学校3354.280*193241%1.7
田園調布雙葉小学校3134.865*81125%3.8
光塩女子学院初等科3133.980114143%2.7
東洋英和女学院小学部3016.05087174%3.4
光塩女子学院初等科(除く内部進学)288*5.255*114207%2.5
日本女子大学附属豊明小学校2795.254*82152%3.4
成城学園初等学校2563.868*75110%3.5
学習院初等科非公表(6.9)80*149187%3.7
白百合学園小学校非公表(4.0)60*83138%2.9
雙葉小学校非公表非公表40*62155%非公表
*=約人数、()=「プレジデントムック日本一わかりやすい小学校受験大百科2021」より引用

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