【私立小の生活】クラスメートに驚いたこと①~お受験にコネ(縁故)ってあるの?

お受験

新型コロナウイルスの影響、下火になったと期待していたのに、この数日はまたなんとも言えない数字ですね…。

数字だけに惑わされてはいけないと思いつつも「また休校になっちゃうのかな…」と感じて気が気ではありません。

短時間であっても学校で新たな経験をして楽しそうに帰ってくる姿を見ていると、親としてもできるだけ学校に行かせてあげたいなと感じてしまいます。

まだ学校が始まって間もない状況ですが、この間に驚かされた私立小の実態を書いておきたいと思います。

あくまでわが家の主観ですが、ご参考になればありがたいです。

入学式前に衝撃だったこと

まず、我が子の学校では入学式前にオンラインで授業を行ってくださり、クラスメートと画面上での交流はできる状態でした。

ただ、そこで驚いたのが、「先生と初対面じゃない子が結構多い!」ということ。

すでに在学しているお子さんの弟/妹率が予想以上でした。

画面上にクラスメートの上のお子さんが映り込み、「○○くん、久しぶりだね!」というやりとりがなされたり…。

もともときょうだいで進学を希望される方が多いのは知っていましたが、すぐに分かるだけでも、クラスの4分の1ほどは兄弟がいらっしゃるような印象でした。

多い…!

その子たちは、学校行事や参観などで先生と顔見知りになっているようでした。

入学式で衝撃を受けたこと

きょうだいの多さに驚くだけではなく、入学式ではさらなるつながりの多さに驚きました。

小学校以外の中高を含めると、そのOB・OG率の高いこと…!

わが家はたまたま夫婦ともに私立に縁がなく、小中高のつながりがない状態ですが、入学式の場面で「親が昔のクラスメイト(小・中・高のいずれか)」というケースにたくさん出くわしました。

ある親御さんが、「なつかしいね」とほかのお母さん方とおっしゃっていたので話しかけてみたところ、なんとその系列の卒業生。学生時代の同期で、同じクラスに子どもが入学した人もいるとか。

卒業後に月日が流れていても、そのようなことが耳に入るつながりがあることにも驚かされ、学校との何かしらのつながりがあることにも驚かされました。

もちろん、その方たちが「コネ」で入学したというわけではないことは強調しつつ、学校・学校法人への理解度はまったく違うであろうことは想像に難くありません。

この学校だけではなく、お受験の世界の実態に背筋が凍る思いでした。

倍率をどう見るか~数字でははかれない枠の狭さ

想像していた以上に多い「学校とのつながり」に、わが家は完全にびびってしまいました。

ただ、もちろんつながりがあるから合格する、という訳でもありません。

中には、兄弟がいても下の子が受からなかったんだよ~という話が聞こえてきたり、学校の関係者でも不合格になって焦っていたという話ももちろんあります。

いずれにせよきちんとした準備が必要なのは言うまでもないのですが、上記のようなつながりがある方と比べてしまうと、「学校への理解」については到底かなわないと感じます。

ここは、各家庭の努力で補うしかないなと思います。

いま、各学校での試験の倍率は公表されていますが、わが家のように「お受験初心者」という人たちが純粋に競える枠はどのくらいなのか…。(一部では『フリー枠』などの言葉も聞きますが、なんとなくそれは『一部はコネ!』と断じているようであまり使いたくなく…)

これまで純粋に「倍率が■倍なら、模試の成績で上位◎%に入っていればいいのではないか」などと数字だけで考えてしまっていましたが、それだけでははかれない世界だと痛感しました。

やはり、伝統校と言われるところであればあるほど、つながりをもった人たちが多く、つながりがない人は不利になりがち。同じ条件で限られた枠を争うことになれば、つながりを上回る何かが求められるのかも知れません。

あくまで主観ですが、単なる倍率はあくまで「ただの数字」。たとえば倍率4倍の学校でご縁が頂けなかったとしても、それは子どもが4人のうちの1人になれなかったという訳ではない、ということは言えると思います。

倍率が4倍でも、古くからのつながりがあるご家庭がたくさんいれば、それはそれは目に見えない厳しさがあるはず。

ここまで何のツテもない我が家の視点で書いてきましたが、ご両親(もしくは3世代など)がその小学校のご出身である場合の気苦労・プレッシャーは、我々には想像もつかない程のものだと思います。

ご自身がその学校で学び、そこでの体験や小学校生活で得た経験に感謝しているからこそ、我が子にも同じ環境で学んでほしいと願い、受験をされることを思うと、学校への思い入れの強さは、そのまま受験期のプレッシャーとして跳ね返ってくるだろうと想像できます。

私立小学校と一口に言っても、様々なバックグラウンドの方が、皆さん一様に大変な準備をされてこられたのだろうと感じます。

わが家もご縁を頂けなかった学校には「悔しいなぁ」なんて思いを抱えて過ごしていた時期もありましたが、こんな内情をしるにつれ、妙に納得ができた気分でいます笑。

父

YOUかなり引きずってた学校あったよね。

母

ええ、ありましたよ。

父

まあ、人生長いからさ!

母

(能天気で腹立つー!)

コメント

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