【2021年度受験】試験日、併願校についての考察(男子編)

お受験

外出自粛が続く中、わが家では最近「家庭内学校」を開校し、一日の時間割を作って過ごしています。

一日の流れが分かると、子どももだらだらしすぎることがなく、家でも適度な緊張感を持って学習できたりするので、とてもおすすめです。

さて、今日は、以前SNSなどでリクエストを頂いたこともあり、今年度受験の併願校について、考察してみたいと思っています。

男女の募集要項が公表されているところを中心に見返していたのですが、既にわが家が受験したときから変更になっていることもあり、情報収集の難しさを感じています。

あくまで素人目線ですが、ご参考になれば幸いです。

\学校別にどのような学校が併願される傾向か各学校別記事にアンケート実施中/

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男子の受験校、試験日まとめ(2019年秋実施分)

まず、男子のお子さんをお持ちの方々が検討しそうな学校をいくつかあげ、昨年度の試験日を調べてみました。

見づらくなってしまいましたが、○が重ならない学校は併願候補という感じです。

学校名11月1日2日3日4日5日6日7日8日9日
青山学院初等部※いずれか二日間
学習院初等科
暁星小学校1次○2次○
慶應義塾幼稚舎
成蹊小学校※2日目を、2~4日のうちいずれか1日に受験 
東京農業大学付属稲花小学校※出願時に希望可能
立教小学校※両日とも
早稲田実業初等部※1次合格者の2次面接は8日~
桐朋小学校1次○2次○
桐朋学園小学校1日目○1日目○2日目○2日目○
成城学園初等学校

分かりづらくなってしまいましたが、やはり解禁日となる11月1日に試験を行う学校が多くなっています。

併願作戦、幼稚舎は受けやすい?

ここで、昨年度の受験をもとにした情報から、いくつか併願パターンを考えてみます。

まず、試験の併願をするうえで大変なのが、試験日が複数にわたる学校です。

・立教小学校…11月1日、2日

・成蹊小学校…11月1日、2~4日のいずれか

・青山学院初等部…11月1、2、4、5日のうちの2日

の学校などです。

こちらの学校を志望度高く受験される場合、併願校の選択も少し少なめになることを注意した方がいいかと感じました。試験終了時間が読み切れず、はしごがうまくいかないことも多いです。

一方、慶應義塾幼稚舎の場合、試験日程も幅広く、例年最初の3日は女子の試験に宛てられています。

そのため、「慶應幼稚舎」と「1、2日に試験をする学校」は併願しやすいといえます。って、この倍率で併願もなにも…ですが、、

併願しやすい、受けやすい日程であることも、高倍率のゆえんの一つかもしれません。

私たちの周りにも、

「早稲田」「成蹊」「暁星」「幼稚舎」のすべてが重ならなかったご家庭もいれば、

「早稲田」と「暁星」がかぶってしまった…!と悩むご家庭もいらっしゃいました。

併願作戦、生まれ月で差

願書を出して受験票が戻ってくるまでは、「この学校は何日の何時になるか」「受けたいところ、全部受けられるかな…」というので気が気でなかったのも思い出の一つ。

わが家では、結局7校出して、6校受けることができました。(1校だけ、同じ時間帯に重なり、泣く泣く辞退)

小学校による差も大きいですが、多くの学校は「願書到着順」「生年月日順」で受験日を割り振るそうです。

早稲田実業初等部→4月生まれから順に、男子が先。

成蹊小学校→1日の試験は男子が午前。2~4日の試験は願書到着順に番号を付け、早い番号は2日、最後の番号は4日。

・暁星小学校→生年月日順、何月生まれからかは年度により異なる。

慶應義塾幼稚舎→生年月日順、男子は女子の試験が終わった4日~が多い。

という形です。

こうなると、生年月日によって受けられるパターンも大きく変わります。

たとえば、お子さんの誕生日が秋(9~12月ごろ)の場合。

(上記の併願が難しそうなところではなく、ひとまず早実志望の場合を検討してみます)

ここ数年の流れだと、

早稲田実業初等部」2日になりそうな感じです。(4~8月までが1日、9~12月までが2日、1月~3月が3日ではないかという予測※9月から午前試験が始まり、12月などはおそらく午後?)

成蹊小学校…2日目の試験をできるだけ遅い日程になるように出願。4日になればクリアに(※今年度大幅変更あり?…下記に追記)

東京農業大学稲花小学校… 出願時、試験日の希望を3日→1日→2日にする(3日ならクリア、1日でも成蹊の午前試験の後ならはしご可能)

暁星小学校日の時間次第で受験(早実←→暁星間、校門出たところの計算で1時間ほどなので、2日の午前/午後のはしごは可能)

学習院初等科…1~5日のうちで、他校との状況を見ながら検討

このほか、試験日が重ならない「幼稚舎」はもちろん、「桐朋」「桐朋学園」「成城学園初等学校」などは、同時の受験先として検討しやすいかと思います。

この場合の理想型は、1次試験のみですが、

1日→午前成蹊、午後学習院など。

2日→午前早実、その後暁星(逆もあり)

3日→稲花小、学習院など

4日→成蹊2日目、桐朋1次(※暁星二次※淑徳小二次募集)

5日→幼稚舎

6日→桐朋学園

となれば、結構多くの学校を受けられます。(4日は、都内の中学受験校として受験者の多い淑徳小の2次募集があるのですが、結構出願している人も多かった印象です)

こうした状況から考えると、

男子の場合は「早稲田」と「立教」の併願や、「立教」と「暁星」の併願、「立教」と「成蹊」の併願は難しそうですね…。成蹊は、早稲田が男子の4月生まれから呼んでいるうちは、春生まれのお子さんは時間が重なりがちかもしれません。

また、今年は11月1日が日曜日。

立教小学校では、毎年11月1日、2日に行っていた試験を、2日と3日に変更するそうです。こうなると、成蹊と立教の併願は今年はしやすいかも知れません。(早稲田や暁星志望ではない場合)

青山学院など、ほかのキリスト教系の学校でも試験を見合わせることも考えられるので、さらなるリサーチも必要だと感じています。

教室の情報網はすごい!

素人なりにだらだら分析をしてしまいましたが、試験日程がどう決まっているのか、オープンになっていない学校も多いもの。

その点、幼児教室には「誰がいつ願書を出したか」「何月生まれか」というデータと、そのお子さんにいつの試験日が割り振られているかの膨大なデータがあります。

私たちも大変お世話になりましたが、お教室に通っている人は、まずこのデータを見せてもらうことが一番確実です。

番外編:今年のお受験日程は混乱?の予想

ここからはあくまで仮定の話ですが、今年のお受験日程は大きな混乱をする可能性があると感じています。

新型コロナウイルスの影響で、試験日程や内容の大幅な見直しは避けられないのでは…と感じています。

長いところでは数時間以上の試験もありましたが、今年は短時間勝負!ってこともあり得るのでは…。となれば複数の日程が短期集中に集約されることも考えられます。

さらに、11月1日が日曜ということで、青山学院などの日程の変更も気になります。

また、今年度から成蹊小学校ではオンライン出願を取り入れる(調査書などの郵送はあり)そうで、これまでのような「願書の消印を遅くする」「近くの郵便局で初日に出す」という技がどこまで使えるのかも未知数になってきました。

学校説明会なども軒並み中止になるなか、情報をアップデートするのも大変ですが、これからもまた見つけたことがあれば追記していきます。

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