新型コロナウイルスの影響で、学校説明会などを一旦中止にするところが増えていますね。
報道などを目にしていると、収束するのはいつになるのか…。
２１年度のお受験を検討されているご家庭にとっては、情報集めの場が減ってしまうのではないかと気をもんでいる方も多いのではないでしょうか。
今日は、そんなときに少しでも効率的に願書を用意できる一助になればと、わが家で実践していた「願書に書くことのリストアップ」法を紹介したいと思います。
願書を書くときの準備…まずは書く内容を知る！
願書を書くとき、学校によって形式が大きく違います。
学校によって、欲しい情報が違うことを意識しながら生活するだけでも、願書の書きやすさは違ってくるかと思います。
言い方は悪いですが、わが家も「願書でこう書けるようにするためには…」と逆算しながら受験期を過ごしていました。
青山学院初等部の願書…まずは保育園に相談を！
あくまでもこれは私たちがお受験に臨んでいた過去数年以内の情報ではありますが、青山学院初等部の願書について紹介します。
まず特徴的なのが、「幼稚園、保育園に書いてもらう部分があること」。（所在地、園長印のほか、出欠状況の数字が必要です）
お教室の先生も口を酸っぱくして言っていましたが、ココで苦戦するご家庭も少なくないとか。
特に保育園の場合、「お受験する子にだけ特別なことはできません」と断られ、直前になってパニックになる親御さんが多いそうです。
そのため、青学を志望校に考えられている方は、一日でも早く先生に耳打ちすることから始め、９月ごろになったら願書に一筆書いていただけるようにお願いすることをおすすめします。
（わが家の園は問題ありませんでしたが、もしダメ…と言われた場合、お教室の先生が早めに相談を…と言っていました）
あまり欠席が多いと×…といううわさも聞きますが、わが家では真偽のほどは不明です。
青山学院初等部の願書…教会に行っていないとダメ？
また、宗教教育を行う学校らしく、受洗年月や教会名を書く欄もありました。
こちらは、大々的には「書かなくても合否には関係ない」とされているようですが、やはりあった方がいいのでしょうか…。
わが家は書けない状況でしたが、この為に教会通いを始める…と言ったご家庭もあるそうです。
青山学院初等部の願書…面接資料の量が多め！
青学の特徴でもあるのが、面接資料と呼ばれるシートの記入量の多さだと感じました。
「志望理由は？」という明確な問いはないのですが、その分家庭の思いをどう表現するかも悩ましいところ。
具体的には
Ⅰ本校についてお聞きします（それぞれ４～５行）
・本校の教育をどのような形でお知りになりましたか？
・本校の教育をどのような点を評価してお選びになりましたか？
という項目と、
Ⅱお子さんの日常生活についてお聞きします（それぞれ７～８行）
①日常生活のなかでどのようなことを心がけてお育てになっていますか。
②お子さんの今の様子をどのようにご覧になっていますか。
という項目でした。
それぞれの学校の狙いとしては、まず
Ⅰの「本校についてお聞きします」という欄では、学校の志望度、本気度を測りたい。
Ⅱの「日常生活」という欄では、家庭の教育観を確認したい。
という意図が見えると思います。
青山学院初等部の願書…わが家の場合
学校についての印象は、ご家庭ごとの思いもあると思うので言及できませんが、わが家が書くとしたら、まずⅠの部分で学校の志望理由をできるだけ詳しく盛り込めるエピソードを探します。
①の部分では、どなたかから聞いたエピソードを元に学校訪問をし、○○の様子に心を打たれた…という書き出しも書きやすいかも…。
②では、やはり説明会で聞いたエピソードや、学校の理念のどの部分に共感したかをできる限り具体的に、かつご家庭の教育方針とリンクする形で書けるかがポイントかなと感じました。
Ⅱの日常生活のところでも、いかに「青学の求めている子ども」「青学が大切にしている教育観」と、家庭の方針のリンクを見せられるかが重要な気がしています。
学校の教育理念と自分たちの子育てを比べ、「ココが似ている！」と言う部分を早めに見つけ、深掘りすると書きやすかったです。（たとえば、自立を大切にしている校風なら、「お手伝いをさせることで責任感をもつ大切さを教えてきました…というように。）
どの学校も、面接時間は１０～２０分と短め。
そのため、「学校を理解してくれているか」「どのようなご家庭か」を判断する際、資料はとても貴重な材料となるはずです。
と、お教室の先生の受け売りな感じですが…。
わが家では、だいたい５月ごろから下書きを進め、願書を作っていましたが、それでもすべてが納得できるようにできたか、微妙なところ。
こんな時期ではありますが、少しでも早く取りかかることをおすすめします！
また、学校別に少しずつ更新していきます。
↓つづく
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