【大手幼児教室】お受験の模試を振り返る②初めてのテスト(新年中ー1)

お受験

先日の記事でもお伝えしたように、我が家での記録と振り返り用に、お受験当事者だったころに受けていた模試の内容を振り返り、まとめていきたいと思います。

「どんなことが出ていたか」は、裏を返せば「その時々の到達度目標」にもなると思うので、

今後お受験を検討される方のなにかの参考になれば幸いです。

ただ、かなりぼかして書くことが増えると思うので、その点はご理解をいただければ幸いです。

初めてのテスト経験

我が家が通塾していたお教室では、初めての模試は「新年中に上がったタイミング」でした。

時期にすると、新年中(幼稚園、保育園は年少)の秋ごろでした。

半年ほどお教室に通っていた時期でもあったので、子どももお教室を楽しむようになっていたタイミングでした。

そのため、「極度に緊張する」ということはありませんでしたが、やはりいつものお教室とは違うぴりっとした雰囲気に、ちょっと気圧されていた記憶もあります。

もし、いま模試を早くから受けさせるかどうかを悩んでいる方がいれば、我が家としては

「できるだけ早く受け始めた方がいい!」

と思っています。

場慣れ、雰囲気慣れは当日のコンディションを左右すると実感しているからです。

では、親子ともにどきどきして迎えた初回の内容を振り返ります。

新年中1回目のテスト内容

新年中初回のテスト内容は、ざっとこんな構成でした。

・ペーパー(お話の記憶、数量など)

・言語(自己紹介など)…名前や保育園の名前を元気よく答えられるか(もじもじしていると減点)

・行動観察…友達の遊び、ゲーム中元気よく応援できるか(ルールを守れるか)

・巧緻性(制作)…画用紙を切って、指定された形にする(スピードと完成度)

・表現力、行動観察

の項目が実施されました。具体的な内容は、ペーパーをご参考にまとめてみました。

ペーパーの目標レベル

ペーパーのレベルは、どの回もお教室の進度に合った内容だったと記憶しています。

難易度的な指標になりそうな内容をまとめてみました。

話の記憶

(内容理解)
登場人物の出てきた順番を理解しているか
なにを手に取ったか、落ちてきたかを覚えているか
登場人物が食べていたものを、それぞれ関連して覚えていられるか
(数量)
登場人物が手に取ったものの数を表す
登場人物の中で、手に取ったものの数が一番多かった人と一番少なかった人を区別し、回答する

巧緻性

まっすぐの点線をなぞる
曲線の点線をなぞる(リンゴなどの果物や雲の絵)


言語

左側の絵と同じ音で始まるものを、4つの選択肢から選ぶ
例)左側の絵がたぬき→「たいこ」「ピアノ」「からす」「いか」から「たいこ」を選択

巧緻性では、まだ採点は甘かったものの、次第に「線がずれている」「終わりの部分がしっかり止まっていない」などでも減点されるようになっていきます。

はじめのうちから、心がけておくといいかもしれません。

(我が家、めっちゃ苦労しました…)

新年中1回目、我が家の結果

この回の我が家の結果は、偏差値としては60弱、50台というところでした。

具体的には、巧緻性の部分や、テストで初めて経験した「行動観察」の部分があまり振るわず…ここは、平均を大きく下回りました。

家庭でも、この2つの分野はほぼ触れていなかったので、当たり前といえば当たり前なのですが、本当に日々の生活の積み重ねが結果に結びつくんだということを実感しました。

今思えば初回でとても頑張ったね、と思うのですが、その当時はまだ余裕がないこともしばしば…

反省も込めてですが、こうした模試はあくまでも「今後、家庭で何に力をいれるか」の指標として捉えることをおすすめします。

おまけ・テスト後に重点的に復習したこと

この回のテストを受け、日々の家庭学習に必ず点図形を一枚加えること、そして巧緻性を強みにするための作戦を考えました。

はさみを使うことは、準備も含めて大人が必ず近くにいなければいけないので避けがちでしたが、なんとか楽しめないかと探したのがこちら。

ただ切るだけではモチベーションが上がらない(大人が笑)なので、せっかくなら楽しめるものをと「折り紙で切り絵ができる」商品に出会いました。

最初は難しくても、はさみを使う練習や、のちのちの展開図の予習にもなります。

難易度もいろいろあるのと、値段も手頃なのでおすすめです。

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