お受験に受かる(受かりやすい)子どもって?
お受験というキーワードを意識し始めたとき、『「受かる子」ってどんな子??』という話題をたくさん検索しました。
「お受験 受かるタイプ」
「お受験 合格する子」などなど…。
ひととおり「お受験」を経験し、実際のお教室や試験会場でさまざまなお子さんを目にした今だからこそ、私たちなりの「お受験に強い子ってどんな子だろう」という考察をまとめてみました。
好きなことや得意分野がある
まず、この子はすごいな~と思ったお子さんに共通していたのが、「得意なこと」「好きなこと」を強く持っていることでした。
絵が好きな子
電車が好きな子
宇宙が好きな子
お花が好きな子…
好きなことのジャンルは様々でしたが、その分野に対しての熱が高ければ高いほど、お受験ではプラスになります。
ふとしたときの会話からにじみ出る「聡明さ」や、「好奇心や探究心」が、かなりアピールポイントになるからです。
マニアックなくらいが吉。
さらに言えば、この「好きなこと」への情熱は、マニアックであればあるほど、学校の先生方からは面白がられるそうです。試験の倍率が高いほど、いかに周囲と差を付けるかの視点で言えば、このポイントがあるのはだいぶ強いと思います。
たとえば面接の時。
「どんなことをして遊ぶことが好きですか?」という質問は鉄板ですが、このときにさらりと交わしてしまうか、好きなことを大人が驚くくらいに熱弁できるか。個人的な感覚ではありますが、後者のほうが、先生方は伸びしろを感じるのだと思います。
あるお子さんは、「サッカーが好き」と答え、そのあとには面接官の先生とはお気に入りの選手や海外のチームに対する話題で盛り上がったそうです。
またあるお子さんは、「将来の夢」で「お医者さん」と答え、今までに見たテレビで感動したお医者さんのドキュメンタリーのお話をしたり、実際に自分がいつも憧れているお医者さんの話をしたそうです。
子どもとの会話では、「○○が好き」という理由について、「かっこいいから/好きだから」という会話に終始してしまいがちですが、こうした深い話ができるかは一つのボーダーのような気がしています。
得意分野があると、絵画にも強い
また、絵画の時でも、「自分はこれが好き!」という分野が何か一つでもあれば、どんなテーマが来ても、そこにひもづけて対応ができます。
絵画で重要とされるのも、絵の上手/下手だけではなく、会話の中でどうその子らしさが出てくるか。
無難に絵を描いてくることだけなら、ある程度トレーニングでなんとかなります。でも、好きだからこその「マニアックさ」がにじみ出るかは、個人差が大きいのではないでしょうか。
我が家の場合、なかなか子どもに「これが好き!!」という一つの分野を見つけてあげられなかったので、結構苦労しました。
一つのことに対して、「これが好き!!」と言えるような子、強いて言えば、その一つを見つけ、その芽をきちんと育てられているご家庭であれば、自ずと結果がついてくるんだろうなぁと感じています。
↓つづく
コメント