お受験に受かる(受かりやすい)子の第一印象
人気校や伝統校の受験ともなると、同じ教室にいる子どものなかから1人しか合格をもらえない…ということはよくあることになってきます。
となると、何が合否を決めるポイントになるのだろう…
いろいろなタイプの学校を受験し、お教室の先生からいただいたレビューなども含めて、我が家なりの考察をまた書き記しておきたいと思います。
物怖じをしない子
お受験の世界では、ほんの一瞬の子どもの様子で合否をつけなければ行けない現状があります。
実際の試験時間も、長いところでは数時間にわたりますが、人数が多い学校ではペーパーもやり、絵画もやり、行動観察もやり…という内容でも一時間で終わることもざらです。
その中から子どもを選ばなければならないとなると、やはり第一印象は大事。
大勢の中でも、「物怖じせずに堂々と取り組んでいる子」の方が有利に働くのではないでしょうか。
我が子がこうなっていた…ということでは決してなく、たくさんの反省を含めてなのですが、合格を多く頂いているお子さんたちに共通していたのは、「何があってもびびらない」「なんとなく肝が据わっている感じ」という印象でしょうか。
初めてのことでも物怖じしないで積極的に取り組めるか。
こうした姿勢は、小学校入学後にも大切になるため、試験でも見られているそうです。
我が家では、子どもが緊張してびびりながら入っていった試験では不合格、なんだか自信ありげににこにこ入っていった試験では合格、という結果でした。子どもって正直…。
おとなしいからダメ、ではない
ただ、おとなしい子が不利で、元気のある子が有利、ということでもないようです。
どちらかというと、我が子はおとなしいタイプ。ただ、おとなしいなりの「物怖じしない姿勢」を身につけられていたと思います。
学校としても、いろいろなタイプの子どもがいなければ、クラスも偏ってしまうし、学級運営もうまくいきません。
そのためか、おとなしい子、活発な子、リーダーシップを取るような子…と、それぞれ合格は出しているのだろうなと思います。
ただ、上記のような「物怖じせず堂々としている」という側面は多くのお子さんが併せ持っていると感じましたし、我が家ではおとなしいなりの「物怖じしない様子」を伸ばしてあげられるようにと心がけていました。
行動観察で傍目に目立つのは「ぐいぐい引っ張る子」かもしれませんが、それだけでは学校も困るはず。「周囲の様子を見る」「困っている子がいたら、声を掛けてあげる」という点においては、おとなしい子が有利かもしれないですよね。
根拠のない自信も大事
初めての場所で物怖じせずに試験に取り組んでこれるかどうかは、やはり「自分への自信」からくるものだと感じています。
初めてのところで緊張せずににこにこ…、こんなの、大人でも難しいですよね。
だからこそ、子どもには「とにかく自信を与える」ことは注意してやってきました。
「できているから大丈夫!」などと何度も声をかけ、特に直前期には根拠のない自信でもいいので自己肯定感を高めることに注力しました。
すると、不思議なモノで、家族そろって「なんだか行けそう」という気にもなってきます。
我が子が堂々と物怖じせずに試験会場に向かうためにも、ご家族そろって
「なんか行けそう」
という自信を育てることもおすすめです。
↓つづく
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