お受験、共働きの時間の作り方
共働き、フルタイムでお受験に向き合っていた我が家。
今回は、常に感じていた「時間がない!!」に対する我が家なりの対策を振り返ってまとめてみました。
勉強時間は朝
我が家では、お教室の復習や問題集は、朝にやるリズムを作っていました。
帰宅後にやろうとすると、どうしても疲れていることもあり、なかなか集中できません。
親も、持ち帰る仕事のことや残っている家事のことが気になっていたりして、なんだかぴりぴりしてしまうので、朝の方が断然おすすめです。
我が家の場合、仕事と保育園に出発するのが朝8時半。
そのため、朝のスケジュールはこんな感じ。
6時半~7時 起床、着替え
7時~7時半 朝食、片付け
7時半~8時15分 ペーパー
8時15分~ 出発準備
毎日この通りにできていた訳ではありませんが、だいたいこのリズムを作るようにしていました。
年長のときは、この時間でペーパーの得意なもの、苦手なものを合わせて10~20枚くらい、過去問であれば1年分をキレイに片付けるよう意識しました。
夕方はお手伝い中心に
保育園から帰ってきたあとは、机に向かうことではなく、お手伝い中心にお受験対策を組み立てました。
行動観察や生活習慣のクラスを取るお金がないからこそ、お教室っぽいことを…と考えた末です。。
ただ、ちょっと立ち止まってみると、家事の中には、お受験対策にぴったりはまるものが結構たくさんありました。
洗濯物を干す、乾いた物をたたむ、ぞうきんがけをする、夕飯の野菜を切る、お風呂を洗う…。
このなかで、子どもの巧緻性や生活習慣の課題で「苦手そうだな…」と感じる分野をこつこつ取り組ませました。
このとき、注意したのは「任せてお願いする」ということ。
親が手を出してしまうほうが時間的にも短くすむし、かえって手間が増える…なんてこともあったのですが、そこは我慢が大事。
お教室の先生にも言われたことですが、「うまくいかない経験から学ぶ」という姿勢がお受験でも大事だそうです。
そのため、多少の粗さには目をつぶり、「○○してくれて助かった!ありがとう!」と声かけすることを心がけました。
お手伝いの指示は、慣れてきたら複数をまとめて行う
また、お手伝いの方法について、お教室からのアドバイスで「なるほど!」と思ったことがありました。
それは、
「○○して」と単発で指示を出すのではなく、
「○○して、そのあとは▽▽で、終わったら□□までしておいてね」、慣れてきたら、「○○と▽▽と□□をしておいてね」というように、複数のことを一度に伝えておく、という方法です。
この方法は、実際の試験のときに「指示を聞き漏らさないで覚えておく」「どう進めたら効率的かを考える」という力につながるそうで、実際にその効果も実感しました。
「これを先にすすめておいた方が早いな」
「これを始めると待ち時間があるから、その間にこれをやろう」
など、臨機応変に対応する力がつきました。
受験が終わった今でも、共働き家庭のなかで大人顔負けの活躍を見せてくれるようにもなり、家事の戦力として大変ありがたく感じています。
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