保育園だと不利…の実態を考える
保育園だとお受験に不利なのか…
こんな問いは、私たちもいつも感じていました。
ただ、一連のお受験の流れを終えてみると、通っている園の種類にかかわらず、お受験に重要なのは学校と家庭の相性でしかなかったなぁと感じています。
保育園だから…、幼稚園だから…、というものではなくて、その置かれている状況でどう子育てに向き合っているか。
そして、そもそも幼稚園ではないと不利だ…というところにご縁をいただけたとしても、その後通い続けるうちに仕事をどちらかがあきらめることになっては、元も子もないなぁと感じるようになりました。
保育園で不利?に感じたこと①時間がない!
とはいえ、保育園で過ごしていることが、お教室の周りの子どもたちと比べて「ここはおいつけないかなぁ」と感じたこともあります。
そのうち一つは、圧倒的に家庭での時間が少ないこと。なんだそれか…ってなったらごめんなさい
家庭学習1つとっても、お昼過ぎ~夕方の時間を活用できるのとできないのとでは、余裕が違ってきます。
どうにかして隙間時間の活用ができないかは常々意識させられました。
我が家では、苦手分野を重点的に対策できるよう、つまづきそうなペーパーだけをまとめてコピーしておいたり、いつでも手に届くところに「お勉強ボックス」を作り、ペーパーでも豆つかみでも、子どもがその気になったものを一問でも触れられるように工夫をしました。
保育園で不利?に感じたこと②園での過ごし方
また、もう一つは園でのスケジュールの違いです。
これは幼稚園のことを知らないが故の誤った思い込みによることもあると思うのですが、
幼稚園と比べ、保育園ではあまり「○○の時間」ということを意識せずに時間軸が流れているような気がしています。
そのため、面接のときなどに「園では何をしていますか」と聞かれたとき、すぐに答えられないお子さんが、保育園に通っている場合は多いようです。うまく説明できないのですが、過ごしている時間が長いが故に、「あれもやった、これもやった…」という感じになってしまうのでしょうか。
幼稚園だと、スケジュールもはっきりしていて、「体操の時間」「お製作の時間」…などとなるのかもしれませんが、このあたりは保育園特有のものなのかなと感じています。
我が子も、最初は面接の練習でもこの手の質問に苦戦しました。
「何をしていますか」と聞かれても、しばらく沈黙してしまったり、やっとのことで「おままごと」「レゴ」などの単語が出てきたり…。ぱっと見暗いぞ…!
親としても、もう少し園での過ごし方を把握し、会話の中で整理してあげられればよかったなと思っています。
もし、これから面接などの機会のある方がいたら、このあたりは絶対に聞かれるので、お子さんがどのように答えるかを聞いてみてもいいかもしれません。
「何をしていますか」「どんなところが楽しいですか」と聞かれたとき、自信をもって「これ!!」となるものが早めに分かっていると親子ともに安心ですよね。
コメント