お教室で教わってきたことを定着させるためには、やっぱり家での反復は重要だと思います。
もちろん、仕事をしながらの生活だったので、そんなに毎日できるわけもなく、正直中だるみしたことも1度ではありません…。週末にその時間を取るのがやっと、という時期が長く、焦りもありました。
ただ、(あくまで子どもの模試の成績ベースですが)こちらが家庭でやる時間を取らない時期は、本当に子どもの成績も不安定になるもの。あまりに連動するので、ちょっと感激すら覚えました笑。
小学校受験は親の受験!と言われるのは、親がどこまで本気で子どものお受験に向けた生活に向き合い、受験期までに必要とされている力を伸ばすほうに舵を切れるか…。ということかもしれません。
家庭の姿勢や取り組み方が子どもの力に直結していくので、そういうところを学校は見ているのかなぁなんて思いました。
私たちも、お受験を始めた当初は
「どんな力が求められるの?」
「結局コネばかりなんじゃ…」
と分からないことだらけだったのですが、今思うと、家庭で着実に力を蓄えておける準備はできたはずだと感じています。言い方を変えれば、お教室で時間をかけなくても、家でできたことはたくさんある。
その1つは「絵本」。
なかなか読んであげる時間がとれずにいましたが、絵本を読んで「なにがでてきたっけ?」「(登場人物をあげて)○○をしていたのはだれだったか覚えてる?」なんて会話をしていくと、子どもはどんどん記憶力を上げていきます。
もっと発展したら、「どうして○○だったんだろうね」と考えさせることをしていくのもおすすめ。
絵本を読みながら
「だいたいの話を頭に入れられる」
「ストーリーから自分の考えを話せる」
という力が身につくと、小学校受験では避けて通れない「お話の記憶」の対策がスムーズに進むはずです。
いろいろな学校の過去問題を見ましたが、「お話の記憶」は私立・国立併せてもほとんどの学校が取り入れているので、やるメリットは大きいかと…。
寝かしつけながらやると、子どもは質問の答えを考えながら寝落ちしてくれたりもするので一石二鳥です。笑
また、ある学校では、面接でいきなり一冊の絵本を渡され、「いつものように読んでくださいね」とだけ言われたこともありました。日頃から親子で読んでおいて良かった…とこのときも実感しました。
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