お受験の都市伝説あれこれ
お受験を決めてから、結構悩まされたことの1つに「何を着るか」という問題があります。
身につけるモノに関して、いわゆる都市伝説的なモノの多いこと…
○○のスーツがいい
○○百貨店のは素材が違う
見栄えがウールのほうがいいから、化学繊維は安っぽいと敬遠される
パンプスはヒールが細いとダメ…などなど。
今思えば「ないない~!」と笑えるようなことも、当事者で悩んでいるときは「絶対に周囲から逸れないようにしたい!」と思い詰めちゃったこともありました。
ただ、今思うことは、その都市伝説の多くは誇張されていたと言うこと。
ブランドでなくても、化学繊維でも、全く問題ありませんでした。
スーツに関して言えば、私は化学繊維のものを選びましたが、それで大正解だったと思っています。
11月の本番の時期、1週間ほど毎日着ましたが、家庭で洗濯できて本当に助かったからです。洗濯機で回しても、ハンガーにほしたらしわにもなりません。「食べこぼしがついちゃった!」なんてことにぴりぴりしなくてすみましたし、近距離で素材の違いを見られるなんてことも当然ありませんでした。
どこで買うか…?
ただ、どんなデザインを買うかはまた別の悩み。
お受験スーツの売り場もいろいろ。
デパートだったり専門店だったり、さまざまですよね。
私の場合、お受験スーツ独特のくるみボタンのデザインがどうしてもいやだ!ということもあり、いわゆるフォーマル売り場以外にも、普段からよく行くファッションブランドで似たようなデザインがないか、着回しできるものがないかなど、たくさんお店を周りました。
ロペ、23区、セオリー、トゥモローランド、ユナイテッドアローズ…安い買い物ではないので、普段の仕事でも利用できそうなものを…と探したのですが、
お受験スーツに限って言えば、結構難しい!!
ファッションブランドのものは、ラインが流行に合うように作られています。ジャケットのサイズが大きめだったり、スカート丈が短かったり、フレアの生地感がたっぷりしすぎちゃっていたり…。気になっていたものは、試着すると丈がフィッシュテール(前後の差がある)で目立ったりもしました。
単品使いすることを考えると、かわいいデザインだし、「これでも行けるかも!」と思おうとしたのものですが、やはり面接のことを考えたとき、「服のことで印象に残りたくないな…」という感情が勝り、結局お受験売り場で購入しました。
ここは親の精神的な安心代と割り切り…
選んだのは、くるみボタンのものではなく、ノーカラージャケットにおそろいのワンピースのセットです。
デパートの売り場で、比較的お手頃だった化学繊維のものにしました。
ウールの方が確かに高級そうに見えた気はしましたが、お手入れのしやすさなら断然こっち。
セットできるとザ・お受験って感じになりますが、ジャケットは今の仕事でも着ることができるので、コスパも良かったかなと感じます。
小物は焦らず…
お受験のスーツを購入するとき、デパートで購入すると、だいたい同じ売り場に小物もセットで売っていますよね。
サブバッグやハンドバッグ、靴、スリッパ…
これらに関して言えば、あまり高いお値段のものでなくても良かったなと感じています。
靴のデザインやサイズなんかにも都市伝説はありますが、そもそも校内ではスリッパに履き替えますし、ピンヒールはダメとか、ヒールは5センチ以下とか、誰が見ているんだろう…スリッパは通販などでもお手頃のものが多く用意されています。
サブバッグも、学校の先生とお会いするときに手に持っていることは少ない(面接の時は、控室や荷物置き場に置いたままになることが多い)ので、あまり神経質になって「何なら浮かないか」なんて考えることもなかったと感じています。
我が家の受験校があまり厳しくなかっただけかも知れませんが、私たちは楽天のセールでお受験スリッパのペア+ハンドバッグのセットを購入し、サブバッグはユニクロのトートをサブバッグとして使っていました。
もし、これからお受験を考え始める方たちがいたら、なにかお洋服やお仕事用のものを新調するとき、とりあえず紺!で揃えるといいかもしれません。
どうせ買うなら紺系にしておけば、受験期以外の学校行事でも便利かも…と思っています。
いろいろな学校に行きましたが、やはり私服でも紺系統でまとめられている方は圧倒的に多かったです。
↓つづく
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