【場慣れ】学校の雰囲気を子どもに伝える方法(小学校受験)

お受験

7月に入り、通常登校を再開した私立小も多いのではないでしょうか。

自宅最寄り駅や通勤の途中など、私立小の制服を着たお子さんに遭遇する確率がぐっと上がった気がしています。

まだまだ世の中は新型コロナウイルスの影響が色濃く残っている状況ですが、そろそろお受験本番も近づいてきましたね。

今年は例年とは違う試験対策になる学校が多いかと思います。

昨年度以前の例が参考にならない場面もあるかと感じますが、一旦わが家のお受験をまた振り返りと思います。

試験前に必須だと感じたこと①学校の雰囲気に慣れる

今年は、例年のように学校説明会を行わないところが増えてきましたね。

記事にもまとめましたが、子どもの参加はもちろん、大人もウェブ上での参加にしている学校の多いこと…。

一度お受験を経験してみて、それこそ「生の雰囲気に触れる」ということの大切さを痛感したので、今年のお受験を控えられているご家庭の不安はいかばかりかと思います。

大人はもちろん、子どもにとってもこれはすごく重要。

実際、我が子の例を振り返って見ると、

・初めて足を踏み入れた学校では、なかなか調子が出ない。緊張から泣くことも。

・学校説明会に参加させていない学校では、試験から帰ってくるときの顔が暗い。聞いても話さないが、おそらくぺーパーのミスを引きずっている様子。

・何度か学校行事に足を踏み入れている学校では、試験会場のイメージもつきやすかったのか、堂々とした様子で引率されていった

ということがありました。

至極まっとうなことかもしれませんが、やはり子どもにとっての「場慣れ」は当日の出来を左右します。

これまでの過去情報などからできるだけ試験のイメージを膨らませ、学校に行けるときには

「ここ、テストで使うかもね」

「この教室で待つみたいよ」

「こうやって並ぶみたい」

などという会話を積極的にしていた学校では、良い結果がついてきたなと感じます。

コロナ禍での対策を考えてみる

とはいえ、今年は本当にコロナのせいで学校に行ける機会は激減していますよね。

志望度が高い学校こそ、年少、年中、年長と通いつめることで子どもも慣れてくると思いますが、今年はそれができないのをどうカバーしていくか。

その一案は、やはり学校のパンフレットやHPに触れさせることでしょうか。

わが家は、子どものプレッシャーになるかもしれないと感じ、当時HPやパンフレットは見せていませんでした。

ただ、もし今年お受験を控えている側だったとしたら、それこそ読み聞かせ代わりに一緒に見て、「こんなのも素敵だね~」「この学校の図書室、面白そうだね!」などと言う会話をしていたと思います。

とにかく、子どもにとって「初めての場所」「慣れない場所」という印象を残しておくことには良いことは一つもないと思います。

「この学校の制服がかわいい」「お兄さん、お姉さんがかっこよく見える」など、とっかかりはなんでもいいので、とにかく子どもに受験予定の学校に興味を持たせるようにしておくこと。

それはわが家の反省材料でもあり、当日の力を出し切れるかの鍵になると思っています。

今思い出しても、途中から志望度が上がったせいで子どもを説明会に連れて行く機会が取れなかった学校の試験などは、入室からヒヤヒヤさせられるなど散々なこともあり、子どもの戻りを待っている時間が何倍にも感じました…。

来年度以降の方へのアドバイス

単なるお受験経験者からのアドバイスとしては本当に申し訳ない気もするのですが、とにかく来年度以降の受験のかたも、

「いつかこの学校も見よう」

という先送りは後で焦ることになる…というわが家の話をお伝えしておきたいと思います。

情けないことに、わが家は当初あまり志望校を広げるつもりがなく、「ここしかないよね~」なんて時期がありました。

そうすると、あまり他の学校の説明会には足が向かないまま月日が過ぎていくのですが、だんだんと子どもの個性や特徴が見えてくると、一気に志望校がひろがることがあります。

親の情報も増えてきた、ということも影響するかもしれません。

そんなとき、「あ、ここもいいかも!」と思ったのに、説明会にすらいけていないため、出願を断念せざるを得なかったことが何校もありました。

一時期、お教室の先生にも「通える範囲ならとりあえず参加を」と言われたこともあったのですが、その言葉の意味に気付くのが遅すぎました。

第一志望がはっきりしていることは否定するものではないのですが、お子さんの力や個性がどう伸びていくかは未知数。

ということを踏まえ、いまから「通える範囲」の私学、国立はできるだけ手広くリサーチし、子どもにも見せておくことがおすすめです。

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