首都圏では緊急事態宣言が延長され、休日もなんだか自粛モードは続き、「どうしようか~…」といいながら時間が過ぎているここ数カ月。
ここ最近は、「コロナ前」の生活ってどんなだっけな…と思うことが増えました。
お受験当事者のときは、週末のたびにお出かけして自然にふれあったり、体験をしたりして過ごしてきましたが、いまはそれもでなかなかできず。
もし、いまお受験当事者だったら、本当に大変だろうなぁと思います。
そんなことを思いながら、周囲の友人やお受験仲間の声でいつも話題になっていた「きょうだいのお受験」について、少し考えてみました。
お受験、妹・弟の準備はどうする?
お教室にかよっているときも、お教室に下のきょうだいを連れてこられているご家庭は結構たくさんありました。
年齢差はさまざまですが、2~3歳差のごきょうだいだと、上の子の直前期には、ご両親が週に何度も教室通いをするというケースも珍しくなく…。
端から見ても、めちゃくちゃ大変そうでした。
中には、上のお子さんのお教室通いをするために、下の子を連れてきて待機するのが大変だからという理由で、かなり小さいころからその子もお教室に通わせていたという親御さんもいました。
す、すごい…(経済的にも時間的にも)と思いながら話を聞いていたのを思い出します。
実際、いつから準備する?
私立小に通ってほかの親御さんと交流していると、やはりきょうだいで同じ学校に入っていたり、それを目指す方がたくさんいらっしゃいました。
当事者になってみても、やはり「上の子が通っていたら、下の子も…」となるのはごく自然の流れかと感じます。(…きょうだい枠があるなんてことは、実際どうなんでしょうね。。)
まだまだ私立小に入ったばかりの身としてはなんともいえないですが、これまでの知人や現在の周りを見る限り、多くの親御さんは「下の子は絶対に入れてあげたい!」と、力がかなり入っているように感じられます。
たとえば、
「上の子は年中から準備をしたけれど、下の子はもっと早く準備をした」
「上の子のときは個人塾だけだったけれど、下の子ははしごしている」
といった具合です。
なんとなく、きょうだいが入学していると少し余裕がでるものかな…なんて思っていましたが、むしろ逆でした。
とはいえ、中には
「上の子のお受験にかかり切りになっていて、下の子の準備のタイミングが出遅れた…」
というケースも。
小学校受験では年少(3歳児)や年中(4歳児)で準備を始めるケースが多いようですが、兄弟が2~3学年差である場合、このタイミングに乗るには「同時にお受験対策」をする時期が存在します。
我が家は1人の対策でも必死だったので、そんな余力はなかったのですが…。
大手お教室の先生から~小学生(上)のサポートとお受験準備(下)の難しさ
我が家はまだ当事者ではないのですが、以前お教室の先生と面談をしたとき、たまたまその先生もお受験当事者で、この話で盛り上がったことがあります。
その先生は自身が2歳からお教室に通い、私立小にいったらしいのですが、下に2歳差のごきょうだいがいらしたそうです。
下のごきょうだいの対策は、この先生が受験を終えたタイミングで「同じ学校に行きたい」と始めたそうですが、それはそれは大変だったようで…
数十年たっていても、その当時のぴりぴり具合を思い出すと胃が痛いそうです。笑
最近の話ではないのであれですが、やはり
「小学校に入学した上の子のケア」
「お受験を控えた下の子のケア」
を同時にやるのは相当大変だったらしく…
そうした経験からも、この先生は「ご兄弟の場合、下のお子さんの方こそ早めの準備を」と伝えているようです。
当時は「うまいセールストークだな…」と斜めから聞いてしまったのですが、子どもが入学してみて、その言葉の意味が少しわかった気がします。
学校にもよるとは思いますが、小学生の日々の生活をサポートするのも、まぁまぁの労力はかかります。
宿題のケアだったり、提出する書類の管理だったり…。
お受験対策とはまったく違うベクトルのものを同時に進行するのは、確かに大変だと思います。
こうした話から、もし我が家が2度目のお受験をすることがあれば、
次回は「細く、長く」の戦略でいくことになるかな…なんて妄想していました。
まったくの妄想レベルですが…。
もし、ごきょうだいのお受験を考えている方がいらっしゃれば、またいろいろ調べてみたいと思います!