お受験に受かる(受かりやすい)子どものようす
「お受験に受かる」、「こういう子が受かりやすい」…というキーワードについては、私たちもよく検索していました。そして、そのたびに我が子と比較してしまったり…。
今思えば、あまり気にしすぎることはよくないななんて思うのですが、情報がないがゆえに焦ってしまい…。
今回は、お受験時代のお友達と遊ぶ機会が何回かあったので、そうした中から、志望校に受かってきたお友達のようすなども紹介できればと思います。
お教室では当たり前だと感じていた様子も、いざお受験から離れてみると、家庭で気を付けていたから、トレーニングを受けていたから…ということもあるのかななんて感じています。
指示を聞くことができる子
お教室のお友達と遊んでいるとき、改めて「すごいなぁ」と感じるのが、だいたいどのお子さんも「大人の言うことをしっかり聞くことができる」ということ。
盛り上がりすぎて声が大きくなってきたとき
「あれ、声が大きすぎて周りに迷惑になっていない?」→静かに「そうだった!」と話し始める
少しお茶を飲む休憩を挟もうといったとき
「まだ遊びたいかもしれないけれど、一度休憩するよ」→しぶしぶでも、素早く戻ってこられる
○時には帰る準備を始めようといったとき
「時計を見ながら遊ぼうね」→「あ、もうすぐ時間だよ!最後は何しようか?」と友達と話す
もちろん、「自分の思いと違う」というときに「え~、まだいやだなぁ」と口にすることもありますが、それでも「周りの子もいるところだから」と、早いタイミングで切り替え、自分を律することができているお子さんが多いように思います。
自分の思いと違うことがあっても、それを引きずらない姿勢は大切だと感じました。
相談が自然に始まる
これは、行動観察の項目にもつながることかもしれませんが、お友達同士で遊びたいものが違ったときや、同じおもちゃをつかいたいとなったとき、どう解決できるか。
こうしたところで、子どもの様子にお教室に行き始めてからの差を大きく感じましたし、他の親御さんもそうおっしゃっていました。
「こうしたい!」だけではなく、「どうしたらみんなで遊べるか」という視点を持っているかどうかは、かなり試験でも重視されそうな気がしています。
オン、オフの違いを理解させておくことが大事!
もちろん、こうしたことが常にできている必要はないと思いますし、子どもにこうした姿勢を常に求めるのは酷だと思っています。
「家ではまだまだわがままで…」
「甘えん坊なのが心配で…」
とおっしゃっているお友達の親御さんもたくさんいらっしゃいましたし、我が子もそうです。
でも、「一歩外に出たら、自分の行動が周囲に大きく影響を与える」ということは、小さな頃から繰り返し伝えるようにはしてきました。
「今わがままを言ったらどうなるか」
「この場で大きな声を出すと周囲に迷惑になっていないか」…。
「自分」の存在だけではなく、「他者」の存在があって社会が回っているということに気付かせられるか。
難しい言葉でなくとも、「家と外は違う」、「周りの人のことも考えておくべき」、といったことは早くから伝えておくべきだと感じました。
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