中学受験をする?しない?②コスト面や親のサポートについて

お受験

中学受験のコストって?

昨日に続き、中学受験の関連です。

我が家での方針を決めるとき、もう一つ考えたのが「受験塾の費用」についてでした。

自分の子どもが対象年齢にならないと考える機会もあまりなかったのですが、

小学校から私立に進み、中学受験はおそらくしない(学童は公立、週1~2の習い事をする)

小学校は地元の公立に進み、中学受験をする(低学年のうちは民間学童へ)

というどちらかのパターンにはなるのかなと考えたとき、後者では通塾代が大きな家計への負担になるかと考えました。

経験者の方のお話も参考にしつつ、いくつかの有名進学塾の情報を集めましたが、だいたいの塾は小学校3、4年生くらいからのカリキュラムが組まれており、約3年コース。

3、4年生のうちは毎月の数万弱の月謝でまかなえるとのことだったのですが、やはり高学年になると話は別。

毎月の月謝や特別講習の代金なども合わせると、小学校6年生の1年だけでも150万円前後はかかると見積もっておいたほうが良さそうでした。お盆やお正月などの合宿はさらに+になるとのこと。

もちろん、塾に頼り切りにならずにご家庭で進めたり、対策を短期集中にするなど、コストを下げる方法は多くあると思います。

ただ、ここでも、「あれ、意外に私立の学費と同じくらいのお金が飛んでいくのね…」と、子育て世帯には辛い現実を実感させられました。

小学校?中学校?親の受験サポートの違い

コストの面だけではなく、親のサポートが不可欠であるという視点でも検討しました。

小学校受験の場合は、数字ではかれるような学力の高さを求められることは少ないため、どちらかというと親は「日々の生活をいかに丁寧に送らせるか」という視点を求められる気がしました。

一方、中学受験は明確に数値での判定がなされるため、親のサポートはやはり「勉強する環境をどう用意するか」「どう子どもの学力を伸ばすか」という点に特化するのかなと感じています。あくまでイメージですみません。

実際、中学受験生のお子さんを抱えている知人の話を聞くと、親も解法に悩んでしまうような出題を一緒に解いたり、思春期に入った子どもとのやりとりに苦戦しながらも受験に向き合わなければいけないこともあったり、ちょっと私たちにできるか不安になったことも事実です。

もともと、私たちは季節の行事を大切にしたりキャンプや味覚狩りに行くことが好きだったため、こうした「子どもと一緒に楽しんできたこと」が受験の準備に直結する小学校受験の方が合っているのかなとも感じていました。実際、忘れかけていた歳時記にも触れられ、楽しかったです。

どんな人が向いている?~勝手な考察

小学校受験に関して、一部の人からは「こんなに小さいうちからかわいそう」という声を掛けられたりしたことも事実としてありました。

たしかに、まだ3,4歳の小さな子どもたちが、自分の意思とは関係なく座らされ、授業を受けていると想像したら…こうした反応があるのもやむを得ないことと感じました。

どちらが向いているということはご家庭のカラー次第ではあると思いますが、小学校受験をしたことで、自分たちでも忘れていたような歳時記に触れたり、子どものちょっとした心遣いや成長が本当にうれしく感じられたり、こうした瞬間はたくさんありました。

いつ子どもの受験サポートにどっぷり浸かるか…。

なかなか選べないことではありますが、一つの指標としては

行事や歳時記をとことん楽しむことが好き!という人は小学校受験、

数値目標に向かって一緒に努力するほうがモチベーションが上がる!というタイプであれば中学受験の方が向いているのかなと勝手に感じています。

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