お受験に受かる(受かりやすい子)の会話レベルって…?
行動パターンに続き、学校側からの印象がよくなりそうだと感じたことの一つに、子どもの会話のレベルが比較的高い、ということがありました。
子どもの会話となると、やはり「自分が中心」という話題に終始しがち。
「保育園で○○ちゃんと□□ちゃんとね…」
「キャラクターの○○の▽▽が…」
など、自分とその周りの話題ばかりになっていることも多いと思います。
当然といえば当然ですし、子どもらしくてかわいい証でもあるのですが、やはりお受験の面接などではこれだけでは不安かもしれません。
お教室の様子や、先生との会話で感じた、「お受験で求められる会話レベル」について、振り返っておこうと思います。
時事問題への関心がある子は強い
実際にお教室に行ってみて、どんな子が周囲の目を引いているか。
それは、時事問題やニュース、気象関連の話題に対しても、少しやりとりができるようになっている子でした。
お教室の待ち時間などに、お母さんやお父さんと
「○○のニュースでやっていたね!」
「今日は暑いけれど、今度は台風もくるんだって。また屋根が飛んだりしないか、心配だね」
などなど。
端から親子の会話を見ていても聡明そうに見えますし、こうした姿を通じ、普段から親子でどんな会話をしているのか…という様子が一目瞭然で分かってしまいます。
朝の準備の時間など、子どもに「Eテレ!」とせがまれることはよくありましたが、意識的にニュース番組を見せるなど、工夫していました。
「こんな事件があって、大変だね」「世界でこんなことが起きているんだ!」
なんでもいいので、その日の社会の出来事を意識させることは重要だと思います。
いまの時期は、コロナウイルスの話題で持ちきりな感じですが、このニュースでも、
「いま何が起こっているのか」
「なぜマスクが売っていないのか」
「いまできることはなにか」
「COVID-19ってどんな意味なの?」
など、一つの話題から会話を発展させ、子どもに考えさせる機会にもなるかと思います。
正直、コロナウイルスは怖いですが…。
ニュースへの関心は面接対策にも
「大人と対等に会話ができる素地がある」
「社会へも関心を広げている」
ということは、のちのちの面接対策でも重要になってきます。
面接では、保育園でのことだけでなく、
「おうちでは、お父さんお母さんとどんなお話をしますか」
「どんなテレビ番組を見ますか」
などという質問もよくされました。
この時、アニメの話題に終始するお子さんと、少しでも社会への関心が垣間見えるお子さんとだったら、どちらの方が有利に働くか…。
こうした話題に対応できるようにも、日頃から子どもとニュースを見る機会は増やした方がいいと思います。
新聞もいいツールになる
我が家では、新聞も見せながら、いろいろなニュースや話題に触れさせました。
新聞は難しい…と思われがちですが、写真付きのニュースなど、子どもの印象にも残りやすいですし、切り抜きをすれば手元でいつでも見返せるメリットもあります。考査の待ち時間にも持って行けます。
さすがに細かい記事は読めませんが、大きな見出しのある記事など、見出しさえ読めば、子どもでも「こんなことがあるんだ!」と理解しやすいようです。
面接などで「新聞も読んでいる」なんて言ってくれないかなぁと狙ってもいたのですが、そこまでうまくはいきませんでした…笑
テレビよりも幅広い情報が載っているし、深読みの記事もわかりやすいので、「子どもと新聞を読む習慣」、おすすめです!
↓つづく
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