今週、一部の地域では緊急事態宣言が解除され、一斉休校期間が前倒しになった公立学校もあるそうです。
それはそれで先生方やご家庭の準備も大変だと思うのですが、子どもたちにとっての日常が少しずつ戻ってくることに、ほっとする方もいたんだろうなぁと感じています。
首都圏では、感染者数が少なくなってきているとはいえ、いつまた増えるのか、不安な日々が続いていますが、子どもも「学校行きたいなぁ」と口にすることが増えました。
電車通学などのお子さんが多い私立/国立小は、いつになったら再開するのか…。
今日、緊急事態宣言が解除された自治体の私立小の動きを調べてみました。
私立小、再開の動きも~九州編
電車通学などのリスクから、公立の小中学校よりも休校へ踏み切るタイミングが早かった私立小は多いと思います。
現在、首都圏で授業を再開している…というところはあまり見かけませんが、比較的患者数の少ない地域では、事情もちがうようです。
まず、動きが大きかったのが九州地方の学校。
鹿児島三育小学校(鹿児島)は、GW明けの5月11日から、学校を再開しています。もともと少人数制の学校ということも影響しているかもしれません。
池田小学校(鹿児島)も、5月11日から登校時間を後ろ倒しし、開校しています。
福岡海星女子学院付属小学校(福岡)は、5月16日に入学式を行ったそうです。
長崎精道小学校(長崎)も、登下校も通常通りで11日から再開。
5月31日までを休校としているところもありますが、HPでぱっと見つけられただけでも、複数の学校が学校再開の動きに進んでいることが分かりました。
私立小、再開の動きも~関西地区編
関西地方では、大阪・京都などで緊急事態宣言が継続していることもあり、動きは少なめでした。
ただ、6月1日の授業再開を見据え、大阪・奈良・兵庫などで14日以降に登校日などを設ける対応が増えていました。
延期していた入学式を行ったり、すこしではありますが、学校活動を再開するところも数校見受けられることで、今のところは「開校」に前向きに進めているのでしょうか。
また、再開後しばらくは、登下校について「できるだけ自家用車での送迎を」と呼びかける学校もありました。
首都圏ではいろいろ難しいかもしれませんが、やはり公共交通機関を利用することへのネックがあるのだと考えさせられています。
緊急事態宣言が解除されて以降も、再開が6月にできるか、まだまだ見極めが必要そうな印象でした。
私立小、再開の動きも~関東地区
個人的にもさまざまな学校の動きが気なっている関東地方。
コロナウイルスの影響がゼロになることはなさそうなので、「どういう基準ならば学校再開するのか…」というのは本当に悩ましいところだと思います。
いま、緊急事態宣言が解除されている
・東北地方
・栃木
・茨城
・福島
の学校のHPを確認していましたが、やっぱり明確な答えを持つ学校はないようでした…。
一つだけ、福島県のいわき秀英小学校は、現時点で21日の再開を見込んでいるそうですが、他は5月31日までの休校をアナウンスしたまま、情報が更新されておらず…。
在校生には詳しいお知らせがあるのかも知れませんが、やはりお受験にあたっては、学校のスタンスは事前に知っておきたいですよね…。
ざっと短時間で調べたまでなのですが、もし対策を講じて判断をする学校が見つけられたら、追記していこうと思います。
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