【お金のこと】私立小に通学する家庭の教育支出と世帯年収(文部科学省・厚生労働省の統計から考察)

以前このブログで「私立の学費払えるか」と題して記事を書いたのですが、もう少し詳しく中身を見てみようと思い、今日はブログを書いてみました。

(わが子もこれから小学校に少しずつ通学できそうな兆しが見えてきましたが、保護者間の交流は今のところほとんどないので、入学後ショックを受けないように心の準備ができれば・・・笑)

私立小通学世帯の教育費支出について

私立小に通学させている家庭が、どれくらい年間で教育費を支出しているかは、平成30年度の調査データとして文部科学省のHPで公開されています。

統計は全国が対象ですが、大まかな公立と私立の「学習費総額」の差が見えてきます。

<平成30年度の調査結果の概要はこちら>

(引用元:文部科学省HP「結果の概要-平成30年度子供の学習費調査」)

ざっくりですが、私立小通学世帯は、年間約160万円を支出しています。

これだけだと各家庭でどんな費目にどれくらいお金をかけているのという感じですよね。

文科省の指す「学習費総額」とは、下記の合計を指しています。

「学習費総額」=①学校教育費+②学校給食費+③学校外活動費

それぞれ項目別にみていきます。

①学校教育費

(引用元:文部科学省HP「結果の概要-平成30年度子供の学習費調査」)

当たり前ですが、私立小では授業料と学校納付金の占める割合が大きいですね。

あとは、電車・バス通学を前提としているため通学関係費も高め。

ちなみに、入学初年度だと私立小学校教育費の合計90万円以上に、お金が飛んでいく場合がほとんどではないかと思います。

②学校給食費

(引用元:文部科学省HP「結果の概要-平成30年度子供の学習費調査」)

学校給食費(グラフ黄色箇所)については、公立・私立共に大きな差はなさそうです。

お弁当持参の私立小学校も相当数あることを考えると、給食ありの私立小だともう少し費用がかかっていると見ることもできます。

③学校外活動費

(引用元:文部科学省HP「結果の概要-平成30年度子供の学習費調査」)

学校外活動費についても、全体的に私立小通学世帯の支出は高めですが、とりわけ補助学習費(塾・家庭教師など)の金額差が目立ちます。

私立小の場合、月換算で3万円弱を塾・家庭教師などで、支出しているようです。

大学までのエスカレーター式の小学校と、中学で外部進学を前提とした小学校でも差がありそうですが、エスカレーター式の場合でも、内部での推薦などを意識している家庭では惜しみなくお金を使っていそうです。

私立小通学家庭の世帯年収について

上述の文科省のデータを見ることで、およそ年間での教育費用の支出の金額感はつかめたと思いますが、このデータだけでは見えない支出として、寄付金などもあります。

この寄付金も一口10万~20万としつつも、最低〇口~という前提の学校が多いので、毎年学校へ寄附をしようと考えると更に支出が発生してきます。

文科省のデータが示す「160万円の教育費総額」とは別の出費があることも踏まえると、所得が高いか・もともと資産のある家庭が多いことは間違いないだろうと思います。

以前のブログでもご紹介した下記の年収分布の通り、子を私立小学校に通学させる世帯では、年収1,000万円を超える家庭が約63%、年収1,200万円を超える家庭が約47%を占める状況。

<子どもが私立に行っている世帯の年収分布

〈私立校〉
400万円未満:3.3%
400~599万円:6.2%
600~799万円:13.1%
800~999万円:14.9%
1,000万円~1,199万円:15.6%
1,200万円以上:46.9%(★)

(引用元)サンキュ編集部:年収600万で中学受験できる?! 小・中学受験お金の現実

ちなみに、引用させていただいたサンキュ!さんのデータをグラフにするとこんな感じになるのですが、1,200万円以上の世帯が多すぎて歪なグラフになっていまします。

ちなみに、厚生労働省がまとめている調査で日本全体の世帯所得分布は、下段の図のようになっています↓

<日本の世帯所得分布>

(引用元:厚生労働省HP「平成30年 国民生活基礎調査の概況」)

グラフを見比べると、日本の所得分布だと100万区切りで所得が増えるほど右肩下がりになっているのですが、私立小の所得分布は右肩上がり・・・。

サンキュさんのデータ(及び文部科学省)だと、世帯所得1,200万円以降の分布はみれないので推測するしかないのですが、私立小通学家庭の所得分布のボリュームゾーンは、年収800万円~899万円をピークにして、100万単位で区切っていくと、横に末永~く(笑)広がっていく感じだろうと見ています。

また、小学校受験家庭では、「孫資金」のような非課税贈与のような飛び道具や、そもそも十分すぎる金融資産があるご家庭などもあることから、世帯年収だけで語ることはナンセンスな部分もあるのですが、つい気になって色々調べてしまいました。

勝手な想像ですが、港区や渋谷区等そもそも年収の高いエリアにある私立小は、我が家には想像もつかない世界が広がっていそう!(笑)

上を見ればきりが無さそうなので、うちはうちと割り切らなきゃいけなさそうです。

教育費の予算を設けて、習い事も取捨選択していかねば!

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