新型コロナウイルスの影響が拡大し、幼児教室も対応を迫られている状況ですね。
春季講習などを含めて休校にしたり、多数が集まるテストやガイダンスを中止にしたり…。
いずれにせよ、次の11月に受験を控える親御さんたちにとっては、情報が少ないことに焦りを感じていらっしゃることかと思います。
ちょうど、書類を整理するなかで、わが家が昨年度に受けていた講座の一覧やそのときの解説を記したメモが出てきたので、書き記しておきたいと思います。
個人的に取っていたメモではありますが、どなたかの参考になればありがたいです。
1年のスケジュール
わが家の年長時のスケジュールは、ざっとこんな感じでした。
11月~新年長クラスへ
1月 基本クラスと志望校別クラスを受講し始める&野外での特別講座に参加
2月 志望校対策講座、テストなどを複数受講
3月 春季講習を受ける
4月 通常の通会に加えて、日曜に学校別の対策テストを複数受講(10月まで継続)
5月 面接練習を開始、願書の下書きを始める(ゴールデンウィークは講習を受けずに家族での体験重視)
6月 学校説明会が増えてくる、願書を添削してもらう段階に仕上げる
7月、8月 夏季講習が始まる、合宿にも参加(通塾のペースは週3回ほど)
9月 埼玉受験スタート、都内校の願書清書
10月 直前講習
11月 本番!
こうしてみると、3月4月の現時点でコロナウイルスの収束が見えていないとすると、結構な数のイベントや講座がなくなりそうですね…。
取っておいて良かった講座は?
どんな状況になるかが読めない状況ではありますが、わが家で感じた
「これは取っておいてよかった!」
「これはいらなかったかな…」
という主観的な感想です。
不安定な状況からも、できるだけ外に出かけるのは控えたいと考える方が多いと思うので、少しでも優先順位の参考になれば…。
あくまで主観ですが、受験を控えた年長さんの場合を振り返ってみます。
さまざまな講座が休講になるなかで一番優先したいのは、「学校別の対策」、とくにテスト形式のものではないかと感じています。
年長さんのこの時期、ある程度お教室慣れしてきたお子さんであれば、その先の結果は「慣れ」が左右するなぁと、経験して感じました。
模試などで上位の成績を常に取っていても、慣れない形式の問題であれば子どもは戸惑います。
総合力が身についていれば大丈夫…!という意見もごもっともだと思うのですが、「その学校向けに準備をしてきた子」と「力はあるけれどその学校に慣れていない子」では、やはり違うかと…。
我が子が慎重派なことも影響しているかと思いますが、だいたい「初めての形式」の出題では結果が振るわないことが多かったので、「受けるかもしれない」という学校の対策テストはなるべく受講するようにしていました。
学校によって、
・時間が足りないくらいのところ(みんな足りなくなるくらいの量を出している)
・プリントは少ないが、類推して考えさせる問題が多いところ
・プリント枚数が多く、一問で2~3枚続けて解かせる集中力を試しているところ
など、カラーは大きく違います。
我が子は、「最後まで埋められないのはいや!」というタイプだったので、枚数がとりあえず多い学校では苦戦していました。
一度、学校別の対策というか問題を解いてみて、つまづきがあれば早めに対策できたほうが有利だと思います。
もし、コロナの影響で中止が続くようであれば、自宅で過去問に取り組む時間を増やしてもいいかもしれません。
学校のカラー、どうやって知る?
また、学校の説明会も、開催されるかが怪しくなっていますよね。
説明会以外で情報を得るのが難しい実態もあり、悩ましいところ…。
わが家でも、説明会だけではなく、大手教室の学校別テストなどに参加した際、解説の時間に元校長先生がいらっしゃってお話をしてくださったり、学校に子どもを通わせている保護者の方がお話してくださるのを聞いて参考にしていたので、これがなかったらと思うと…。
今後、昨年度実施のものにはなりますが、
・慶應義塾横浜初等部
・早稲田実業学校初等部
・慶應義塾幼稚舎
・青山学院初等部
・学習院初等科
・成蹊小学校
・東京農業大学稲花小学校
・西武学園文理小学校
・筑波大学付属小学校
などの共学校を中心に、どんな話があったかなどの共有もできればと思っています。
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