お受験、志望校選びで重視したこと③復学制度の有無

お受験

新型コロナの影響がまだまだ続くなか、お受験を控えるご家庭にとっては「学校説明会などが開催されるか」も気になるところですよね。

毎年同じ内容ではないと思いますが、このブログでも前年までの様子などは追って書いて行ければと思っているので、よろしければまたのぞいてみてください。

そして、今日はわが家での志望校選びをどう進めていたかの話を、もう少し書いておこうと思います。

いろいろポイントはあるかと思いますが、共働き視点で気になったことの一つを…

お受験、志望校選びで重視したこと~転勤の恐怖~

共働きのわが家で頭を悩ませる問題の一つは、転勤問題。

いままでは、「入れる保育園がなさそうなので…」とかなんとかでお茶を濁してきたものの、夫婦ともに転勤の可能性がある職場に属しています。

数年おきにローテーションがあるような会社にいるため、いつも異動の時期はそわそわ…

最近は共働きで小さなお子さんを抱えている社員が増えている影響もあり、自分たちだけ特別というわけにはもちろんいかない状況です。

そこで気になるのが、「受験しても、通わせられるの??」ということ。

どちらかが転勤の辞令を受けた場合なら、単身赴任にする選択肢で乗り切れそうですが、問題は夫婦ともに辞令を受けること。

考えたくはないけれど、可能性としてゼロではありません。

そのため、わが家では

「休学制度の有無」

「復学制度の有無」

を調べることに結構力を入れていました。

休学/復学、情報が集めにくい…!

とはいえ、学校説明会などで「休学できますか?」なんてなかなか聞きづらいですよね。

学校からしても、「6年きちんと来てくださるご家庭に…」と思われるのも無理はないですし…。

説明会で説明してくれるところはいいですが、そうとは限りません。

そんなときにはやはり、お教室の面談で聞きまくりました。

中には、「公表はしていないけれど、ケースバイケースで対応している」なんて学校もあり、「候補からはずさなくて良かった…!」なんてこともありました。

一方、海外転勤は「子どもの経験になるから認める」とするものの、「国内転勤によるのはNG」というところも…。

なかなか、そう狙って転勤先を決められるモノでもないので、撃沈したこともあります。

先生によっては、「ま、入学後の親御さんとお子さんの頑張り、貢献具合でいかようにもなるんじゃないですかね?」なんて言われ、「寄付金か…!」と落ちこんだこともありました。

幸い、我が子が進学する先は転勤による休学や復学制度があるところなので、もしそのようなことがあっても、「多様な経験の一つ」として前向きに捉えられそうです。

休学/復学、各校の立場

ここで、わが家が参加していた2019年秋までの説明会で得た情報と、一部の情報誌での情報を整理しておきたいと思います。

あくまで素人のブログですので、情報収集のほんの一部として考えて頂けると幸いです。

まずは都内の私学。

暁星小学校…退学後二年以内で、5年生の1学期までの復学であれば可

白百合学園小学校…編入試験の結果で判断

雙葉小学校…あり(詳細不明)

聖心女子学院初等科…一旦退学するが、復学希望者には編入試験を実施して判断

東洋英和女学院小学部…退学後3年以内であれば可能

学習院初等科…再入学制度がある(2年以上在籍していれば、中等科への進学は可能)

日本女子大付属豊明小学校…あり

小野学園小学校…なし

トキワ松学園小学校…あり

目黒星美学園小学校…不明

清明学園初等学校…欠員が生じている場合に限る

文教大付属小学校…なし

国本小学校…なし

昭和女子大学付属昭和小学校…退学後二年以内で欠員が生じている場合は受け入れ

成城学園初等学校…退学後3年以内に限る

聖ドミニコ学園小学校…退学後2年以内に限る

田園調布雙葉小学校…あり

東京都市大付属小学校…欠員が生じている場合のみ可

和光小学校…あり

東京農業大学稲花小学校…なし。欠員が出た時点で編入試験を行うため、復学できないことが前提

青山学院初等部…あり

慶応義塾幼稚舎…1・6年の時を含めて3年以上在籍が条件。復学は5年までに限る。

東京女学館小学校…あり

宝仙学園小学校…編入試験の結果次第。6年生のときの復学は不可。

新渡戸文化小学校…あり

光塩女子学院初等科…編入試験の結果と話合いによって決定

立教女学院小学校…退学後2年以内に限って可。

川村小学校…あり

立教小学校…退学後1年以内で5年生までの復学であればOK

聖学院小学校…5年生までに限る

成蹊小学校…再受け入れ制度を用意。編入試験など

武蔵野東小学校…あり

明星学園小学校…話し合いによって決定

むさしの学園小学校…なし

明星小学校…退学後1年以内で5年生までに限って可

啓明学園初等学校…不明

桐朋小学校…あり

玉川学園小学部…再入学試験を実施、その結果で判断

サレジオ小学校…欠員生じている場合のみ

早稲田実業初等部…最大3年で、海外転出は「いい機会」として認める

国立音楽大学付属小学校…不明

国立学園小学校…あり

桐朋学園小学校…退学後3年以内に限る

東星学園小学校…状況により判断

自由学園初等部…あり

帝京大学小学校…あり

菅生学園初等学校…なし

といったところでした。

私学には、やはり開業されている職業の方や資格のあるお仕事をされているご家庭が多いと思うので、あまり「復学」「退学」の観点を気にされている方は少ないかも知れません。

ただ、会社員夫婦である私たちにとっては死活問題!

この項目については、伸芽会が発行している「私立・国立小学校合格マニュアル」に学校別に載っているので、都内以外の私学、国立などもデータがそろっています。

他のデータもいろいろあるので、まずは入門編として家庭に1冊あってもいいかと思います。

↓つづく

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