お受験をする?しない?で意見が割れたら
共働きでお受験に向かうとなると、やはり夫婦間での協力は不可欠になってきます。
でも、だいたいのご家庭では、お受験を検討しはじめた当初から足並みがそろっている…ということはないんじゃないかと感じています。
さらに言えば、父親の立場でかなり本気に取り組んでいるご家庭は、やっぱり少ない印象。
お教室でも、父親の姿より母親が断然多いですし、父親が送迎しているということだけでも「とっても協力的ですね!!」なんていってもらえるくらいでした。いまだにモヤモヤ…笑。
では、どうやって「お受験をしたい」「必要ない」という二人の意見をすりあわせたのか、、
我が家のプチ作戦を振り返ります。
モノは試し!の姿勢で
我が家の場合、子どもが産まれた当初から漠然と「お受験」を意識していた妻に対し、夫はまるでその気はない…という状況でした。
それが一変したのは3歳のころ。
転園をした保育園でいろいろあり、身の回りの環境次第で子どもの様子が激変する実感を得てから、お受験を本気で考え始めてくれるようになりました。
「そうか、目に見える結果が伴えば、私学の魅力に気付いてもらえるのか…!!」
ただ、保活に関しては、主体的に動くのはほぼ母親側だということを考えると、父親側になかなかこうした「環境による違い」を意識してもらうのは難しいかも知れません。
そこで、まずおすすめしたいのは、
「学校のパンフレットやサイトを見せる」
ということ。
学校に資料請求したり、特集されているフリーペーパーなんかも集めました。
いくら妻が「こんなことがあったら素敵だよね!」「私学はこんな経験ができそうなんだよ!」と力説しても、あまり響かず。
男性には、視覚的に捉えられるもの、データとして得られるものに訴えるほうが効果的だった気がします。
説明会にとりあえず連れ出す
コロナウイルスの流行の影響から、今年の開催が不確定なこともありますが、もう一つは「とりあえず説明会だけでも行ってみよう」とすることがおすすめです。
私学ならではの、しっかりとした教育理念の話などは、男性に響きやすいようです。
わが家の夫は、設備の充実っぷりにも心を奪われたそうで、説明会に行ってからは、一気に気持ちが変わってきたと思っています。
また、始めて説明会に行くときにおすすめしたいのは、
「自宅から通いやすい学校にする」
「できるだけ人気のある学校にする」
ということ。2つそろっていなくても、どちらかは重視することをおすすめします。
なぜなら、
「通うの大変でかわいそうじゃない…?」→「意外と通いやすそう!!」と思わせる
「お受験するのなんて、少数派でしょ?」→「うわ、こんなに考えている人がいるなんて!!」と焦りを感じてもらう
という狙いがあったからです。
なんという、策士!
私学絶対ではなく、あくまで「選択肢を増やす」ためのお受験
そして最後に、なるべくわが家では「私学絶対!!!」と考えないようにしてきました。
結果が水物である…ということもありますが、お互いに「子どもの選択肢を増やすためのお受験である」と考えていた方が、しっくり来たからです。
公立を否定する…という考えも全くなかったですし、お受験はそういうものでもない。
こう考えると、お受験をするというハードルも少し下がるのかな~なんて感じています。
…って、こう書いているとうまくいったかのように見えてしまいますが、もちろん、いろいろぶつかったこともありました。それはまた今後書いていきたいと思います。
怖っ
↓夫視点の記事はこちら
↓つづく
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