保育園でのお受験のイメージ
共働きでお受験に取り組む時、意外と難しかったのが「保育園の先生とのやりとり」です。
やはり、小学校受験に取り組んでいるご家庭では、圧倒的に幼稚園や幼稚園+預かり保育などを利用されている方が多く、先生から見ても「なんだか珍しい存在」という感じでした。
そのため、悪気はなくとも「えぇー!!先生、それは言わないで!!」ということだったり、「この行事と試験、どっちを取るか…」という悩みにぶつかったり…。
我が家は3歳から通塾を始めましたが、保育園との両立?や、どのタイミングで先生に伝えるのか、悩みながら進んできた記録です。
伝えない…と思ってもバレます。
我が家の場合、あまり積極的に伝えようと考えていたわけではなかったのですが、子どもが
「今日は○○○(幼児教室の名前)に行くんだよ!」
「○○○でやってきたんだけど、こういうのを作ったんだよ」
など、具体的に話すことができたので、お受験を考え始めて早々に先生には伝わっているような感じでした笑
もともとは、「なんとなく結果も分からないのに伝えるのはよくないか…」と考えていたのですが、意図せず早めにばれてしまったことで、いいこともありました。
それは、子どもの様子でフォローしてくださることが増えたこと。
今振り返ると、早めに保育園の先生にも方針が伝わっていることがありがたかったと思っています。
フォローって?①幼児教室と園との違いに戸惑う
具体的にどんなフォローがありがたかったかというと、園生活と幼児教室でのスタンダードの違いを受け入れてお話してくれたことです。
たとえば、脱いだ洋服をどうたたむかなどについても、幼児教室で教わることと保育園で教わることは違ってきたりします。
子どもにしてみれば「なに?どっちが正解なの??」と混乱してしまいますよね。
そんなとき、保育園の先生が「○○○式のやり方はこうだけど、保育園にいるときはこっちにしようか」など、どちらも否定しない声かけをしてくれたのです。
このとき、もし「これはやり方が違うよ、やり直してみようか」などと言われていたら、子どものやる気にも影響していたかも…なんて思います。
フォローって②お友達や下級生とのやりとりを聞く
また、これはお受験に取り組むかどうかに限らないことでもありますが、意外と各校の面接や願書では、「普段の園生活での様子」を問われることがあります。
本人の性格や、今頑張っていることなどを聞かれたとき、やはり頼りになるのは通っている園の先生たち。
家庭での出来事だけでカバーすることもできますが、せっかくいろいろな大人の目があるのだったら、複数の目で見た我が子の様子を把握しておくほうが、願書を書くときに書きやすくなります。
我が家の場合ですが、親としては「初めての子どもでとっても甘えん坊だな…」と感じていたところ、先生からは「優しくて、年の離れた子のサポートをしてあげることが好きなようです」「周囲でトラブルがあったときに、お互いの意見を聞こうとしてくれている」との言葉。
親の目には見えていないところも教えてくれ、願書の項目が書きやすくなりましたし、面接では「普段の園では○○○○なところもあるようです」と、自信を持って答えられました。
もし、園との面談などがある場合は、こうした普段の様子をじっくり聞いておくことをおすすめします。
受験のことは言わないようにお願いする
ただ、我が家で一つだけ後悔していることがあります。
それは、先生に「あまり周りに言わないでほしい」ということを伝え忘れたこと。
完全に親のミスですが、先生も悪気なく、周囲のお母さんたちに「○○さんちはお受験」ということを言ってしまっていたのです。
もちろん、隠し通せるモノでもないし、隠すことでもないというご意見もあるかと思います。
ただ、結果によっては同じ校区の小学校に行くお友達もいる環境。
子ども同士、どんなやりとりがあるかは分からないこともあるので、なるべくならオープンにしすぎないほうがいいなあと思っていたので、ちょっとどきどきしました。
先生の中にも首都圏以外の出身の方も多く、そもそも「小学校受験ってなに?」「みんな受かるもの?」という認識の方もいるので、そのあたりはじっくり打ち合わせておけば良かったなぁ…。
↓つづく
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