お教室でのママたち…どう付き合う?
妻の立場で頭が結構痛かったのが、「お教室でのママたちとの関わり」です。
仲良くしておいたほうがいい…?
ライバルはライバルだし…
向こうはどこの学校を目指しているんだろう…
などなど。
行くたびにモヤモヤしながら周囲との距離感を伺っていました。
お教室に入ったばかりのころは、なんとなく周囲のママたちは仲良し組で固まっているように見えて焦りましたが、結論的には、特に何も考えていなくても良かったな…と思っています笑
もう一度言います。
特に何も考えなくて良かった!!!
が結論です。
情報が欲しい…なら客観的な先生に
ママたちと仲良くしなければ…と焦っていたころを振り返ると、その理由の一つに
「仲良くなって、情報交換しなければ…」
という気持ちがあったなと思います。
ただ、お受験は都市伝説がつきものの世界。
情報を得ようと思うなら、まずは周囲のママよりフラットな話ができるお教室の先生を頼る方がいい…と、夫の一言で気付きました。
(たまにお話することのあったあるお母さんは、いろんなママからの情報を集めすぎ、結局どれを信じて良いか分からなくなったとか…)
仲良くしすぎは考えもの?
また、もう一つ考えさせられるのが、試験に近づくにつれ、どうしても親同士の間でも「ライバル故のぴりぴりムード」が出てしまうこと。
だんだんと我が子とその友達との立ち位置も分かってくると、
「○○くん/ちゃんはこんなにできていた…」
などと、いちいち気にしてしまうのです。
おそらく、それが色眼鏡によるものだとしても、どうしても我が子の「できていないこと」が目につきがちになります。
認めたあげたくても、素直にできない。
もっともっと…と無理な要求をしてしまう。
こうなってしまっては、本来のその子らしい良さは消えてしまいますよね。
かくいう私も、そうなってしまっていたかと思います。
親同士が仲良くなっていればさらにそれは加速するのは明らかではないでしょうか…。
そんな危機感もあり、私はなるべく同じクラスのお母さんたちとは「深入りせず」付き合うように心がけました。
試験が終わり、やっと「仲良く」できたママ仲間
ただ、試験が終わった今、連絡を取り合っているママが数人います。
お教室の前後、子どもたち同士で仲良く過ごしていたご家族。
試験会場でたまたま会い、緊張を分かち合ったご家族…。
連絡先を交換したきっかけは様々ですが、いずれも「試験後」の話です。
なんとなく、このご家族とは気が合いそうだな…なんて図々しく感じていたのですが、そうしたご家庭とは、不思議なモノでつながりを保つことができました。
そして、試験後で解放されているからか、お互い素直にお受験の時のいろいろな思い出話や、辛かったこと、泣きたくなったことなど、本当にいろいろな話ができます。
進学先は違えど、いろいろな情報交換ができる知人/友人として、頼りにしています。
そして、子どもたちも「一緒に頑張った仲間」として、幼稚園や保育園とは違うコミュニティーでのやりとりができることを楽しんでいるようです。
「お教室で仲間を作らなくては!!」と意気込みすぎなくても、自然と同じようなご家庭とはご縁が続くものだと実感しています。
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