お受験、願書の準備って?
新型コロナウイルスの影響、小中高の休校要請から一気に波が押し寄せてきた感じですね。
会社が在宅勤務になったり(わが家は違いますが泣)、なぜか紙製品まで姿を消したり…。
こんな社会的な動きはそうそうないので、今年の受験の方々は、面接やらなにかで、このときにご家庭や会社でどう対応されたかなどを聞かれるかも知れませんね。
わが家でも、子どもにはできるだけフラットな姿勢で
「何が起きているのか」
を伝え、考えるようにしています。
長くコロナ関連の投稿が続きましたが、今日は、そろそろ本格化するであろう「願書」の書き方を振り返ります。
まだ先…と思っている方がいたら、ぜひ「1日でも早く!」とおすすめしたいのが願書の準備。
意外と、提出期限の9月はあっという間にやってきます…!
願書は原本を取り寄せる
まず第一に、志望されている学校の願書の形式を早めに把握することがおすすめです。
志望理由、子どもの様子、将来の希望…。
学校によって、聞く項目やそのボリュームは様々です。
子どもの様子など、伝えたい内容は一緒でも、項目によって書く内容は変化します。
志望理由と絡めて子どもの様子を伝える形式なのか、志望理由はそれだけでたくさん書けるのか…。
まずは、学校の求めている内容を早めに把握し、わが家の場合は何を書けるのか、そのネタ集めをすること。
ここが固まるだけでも、文章に落とし込む作業は格段に楽になります。
ネタ集めは早めに、多方面から
願書を書くときに、意外と困るのが
「え…!こんなに埋められないんじゃないの?」
ということでした。
学校によっては、かなり罫線が細く、それなりの文量を求められることがあります。
文章の構成はまだ後からいくらでもできるので、まずは下記のような項目をたくさん書き出し、願書に使えそうな「ネタ集め」をすることからスタートしました。
「子どもの強み」
「子どもにどう育ってほしいのか」
「子どもが一番頑張っていたときのこと」
「親から見た我が子の様子」
「先生方や周囲から見た我が子の様子」
「子どもの弱点」
などなど。
できれば、夫婦の目線だけではなく、園の先生などから普段の様子を聞き、ストックしておくといいと思います。
これらのことを手帳やスマホの共有アプリに書きためておくと、のちのちの作業がすごく楽になります。
学校のタイプを見極める
ネタ集めができてきたら、次にやっておけることとして、
「学校の求めるタイプを見極める」ことをおすすめします。
お教室のガイダンスでも言われたことですが、まずは志望校が「自立した子どもを育てたい」としてるのか、「心の優しい子どもを育てたい」としてるのか、この両者では同じお子さんの様子でも、書くことが変わってきます。
お受験を意識されているご家庭では、やはり「自立」と「他人への優しさ」はどちらも重視されていると思いますが、
「自立した子どもを育てたい」としている学校に、「我が子の長所は誰とでも仲良くできる優しい子です」というのを前面に押し出してしまうと、それはなんだかちぐはぐな印象になってしまいます。
逆に、「心の優しさ」を重視する学校で、「わが家では、生活習慣をきちんと整え、自立して行動できるよう意識してきました」と打ち出せば、やはりちぐはぐになります。
戦略的に、「学校としてどちらの様子を読みたがっているか」を読み取り、願書を書き進める必要があると感じました。
願書作りは戦略的に…?
1年前、ちょうど願書作りのスタートラインにたっていたわが家ですが、いま思い返せば、願書はかなり戦略的に練られているものなんだな…、と強く感じています。
我が子にこうなって欲しい→だから家庭ではこうしてきた→今後の成長の為には…
という流れで、何度も何度もすりあわせました。
その過程や、各校ごとの願書の項目なども、手元にある資料の範囲で、今後お伝えしていきます。
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