【小学校受験】試験内容、入試問題何が出る…?<慶應義塾横浜初等部>

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なかなか更新速度が追い付かずですが、今日は共学でかなりの数の志願者数を集める難関校、慶應義塾横浜初等部の過去問をまとめました。

お教室でも、横浜初等部はかなり問題の対策が難しいといわれていましたが、改めて見てみると、暁星小学校と同様、基礎力がある前提での応用力を求められているなぁと感じます。

ここ最近の小学校が求める受験者層の姿がそうなのかもしれませんが、一見簡単そうに見える問題でも、ちょっとしたミスが左右するようなものがあるなぁという印象です。

慶應義塾横浜初等部、過去問題をみた感想

慶應義塾横浜初等部でも、2020年度(19年秋実施)の入試では、同様の内容の試験項目が多くあったことが印象的です。

もちろん、問題の種類は違いますが、印象としては「理系センスのある子」が強い印象です。

あとは、地図上の移動や話の理解という点では、問題の指示をどこまで「落ち着いて聞けるか」が勝負。

いくらトレーニングをしていても、当日の指示を聞き洩らすというだけで正解が離れて行ってしまう分野を積極的に取り入れているのも、学校からのメッセージなのかなぁと感じました。

2015年度入試からのデータで見えること

202020192018201720162015
地図上の移動
私は誰でしょう
時の系列
常識
四方からの観察
同図形発見
線対称(点図形)
条件迷路(図形系列)
話の内容
なぞなぞ
図形系列
図形分割
分類計数・数の多少
位置の移動(すごろく)
図形構成
回転図形
立体構成
理科的常識(断面図)
位置の移動
欠所補完(点図形)
展開図
常識(音の理解)
指示の聞き取り
右手・左手
魔法の箱
位置の聞き取り
常識(歌の理解)

今回も、過去の試験で3回以上出ている項目を黄色く色づけしています。

こうしてまとめてみると、開校してしばらくは、さまざまな試験項目を行って様子を見ていた感じがうかがえますが、最近はようやく「頻出」と言っていいような項目が出てきた感じがします。

今年の傾向はあくまで想像するしかないですが、過去問からも、学校が子どもに「どういう力をつけていてほしいのか」というメッセージは感じ取れるかと思います。

我が家も、過去問をリストアップし、その中で苦手な分野があれば、子どもと一緒に確認する時間を増やしたりしていました。

少しでも、参考になると幸いです。

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