【2020年最新】東京学芸大学附属世田谷小学校ー幼児教室別合格実績・入試倍率・抽選通過率（2019秋実施）

小学校受験を検討される方で、志望校が明確に固まっている方も多いかと思います。

今回は、そんな方に向けて幼児教室の合格実績をもとに、大手幼児教室（複数教室展開）と個人幼児教室（1校舎）の２区分で小学校別の合格輩出ランキングを作成。

大手幼児教室と個人教室を併用を検討される方が、幼児教室の検討材料となるように、大手／個人に分けてみました。

合格実績を開示していない幼児教室も多数あるため、最寄りの教室を探したい方は過去記事の幼児教室マップもあわせてご活用ください。

また、都内の国立小学校６校の志願倍率をまとめた記事もご参照いただければと思います。

小学校の志願倍率・二次試験倍率・抽選通過率について

出典：しながわ・目黒こどもスクール　東京学芸大学附属世田谷小学校　受験特集

大手幼児教室（複数教室）合格実績ランキング

＜合格者数ランキング＞

＜１教室あたり合格者数ランキング＞

個人幼児教室（１校舎）合格実績ランキング　※公表方法が２パターン

①【最終抽選後の合格者公表の幼児教室】

②【二次試験通過者を公表している幼児教室】

*＝二次試験通過者数、実際は3次抽選が行われるため、最終合格者数はこの数値より減少すると考えられます。

東京学芸大学附属世田谷小学校の合格実績傾向・入試倍率

大手幼児教室・個人幼児教室の表の末尾に、「募集人員充足率（合格者数/定員）」を記載しています。

小学校の募集人員充足率は、下の結果となりました。

大手幼児教室区分の募集人員充足率が　６８％

個人幼児教室区分の募集人員充足率が　４８％

個人幼児教室区分の二次募集通過者充足率が　２３％

二次募集通過者のうち、三次試験（抽選）通過率５１％を掛け合わせた”推定合格者数”は約１２名

すべての数値を合計した”推定値含む”募集人員充足率が　*１２７％となっています。

過去にまとめた、私立小学校の２５校の募集人員充足率が低い学校順のなかで、東京学芸大学附属世田谷小学校がどのあたりの位置づけとなるかをまとめると６校目となり、他の国立小学校（筑波・学芸大竹早）と比較しても辞退者が少ない傾向にあるように見受けられます。

志願者数だけを見ると、筑波大学附属小学校・東京学芸大学附属竹早小学校は志願者数が2千～3千人規模となる人気にもかかわらず、東京学芸大学附属世田谷小学校の募集人員充足率が低くなる要因は、募集段階での学区の制限に起因しているのではないかと考えられます。

例えば、筑波大学附属小学校の志願者資格は「東京都の２３区、西東京市、埼玉県和光市のいずれかの区域に保護者と同居」と募集要項に記載があり、東京学芸大学附属竹早小学校では、「東京都 23区内に保護者とともに居住」と記載があります。

一方で、東京学芸大学附属世田谷小学校は、世田谷区・目黒区・大田区の「地名＋〇丁目」まで学区を絞り込んでいるため、お受験家庭が多い港区をはじめとする都心部や中央線沿線のご家庭が併願できないことから、辞退者数の多寡の参考指標となる募集人員充足率が低位になっているのだろうと我が家では推察しています。

*＝約人数、（）＝「プレジデントムック日本一わかりやすい小学校受験大百科2021」より引用

▼入学考査の全容把握には、下記の書籍をおすすめします（親が読むべき本）